ステキな記事と、アンサーnote✨
NPO法人マネースマイル探究所の正会員は、私を含めて19名います。
そのうちnoterが、なんと13名！！
全国のNPO法人（特定非営利活動法人）を探しても、これだけnoteと深く関わりを持っているところは、おそらく無いのではないかと思っています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
さて今回ご紹介したいのは、中でもマネースマイル探究所、通称マネスマの運営に深く関わり、私と一緒に理事を務めてくれている、みなみさんとにとうさんの記事です。
まず、みなみさんが「お金を意識させないお金教育の探究」という記事を書いてくれました。
5歳の息子さんに、積極的にお金教育をチャレンジ中のみなみさん。
数字に強くなってくれたという成果を感じながらも、実はみなみさん自身がお金のマインドブロックに囚われているのではないかと、気づいたそうです。
お金のマインドブロック。
おそらく多くの日本人が無意識に身に付けてしまっているモノ。
お金に縛られず、、、
お金に振り回されず、、、
逆説的かもしれませんが、お金を持つことを人生の目的にしないために、不要なモノ。
かく言う私も、自分の中にこのマインドブロックがあることを、自覚しています。
もう30年近くもこの金融の世界に身を置いているにも関わらず、です。
ちょっと私の生まれ育った環境をお話ししてみたいと思います。
東京の十条という下町に生まれた私は、高卒で公務員となった父親と専業主婦の母に育てられました。
外食などの贅沢はそうできない、昭和の家庭です。
子どもに対してお金の苦労など感じさせたくない、という父や母の気づかいもあったと思いますが、家庭の中でお金の話はしづらい雰囲気がありました。
株や投資でお金を増やす話しなんて、父母にしたらそれこそブラックなイメージしか無かったでしょう。
そんな家庭で育った私は、見事にお金に対してネガティブなイメージを持ったまま大人になり、
利子、税金、社会保険、為替、株、投資信託など、大人として知っておくべきお金のことが何もわからない！という、見事に「お金オンチ」の大人になったのです。
社会人となり初めての給与明細を見たとき、厚生年金？、健康保険？？、所得税？？？とチンプンカンプンだったのを、今でもはっきり覚えています。
お金の話しをすることはブラックという価値観を小さなときから家庭内で刷り込まれていますから、この呪縛は強力です😅
実は就職活動の際も、金融機関だけは行くまいと心に決めて、就職先を選んでいたぐらいです😆
幼少期から継続的に刷り込まれたモノ。
やはりそう簡単には拭えません。お金に対するマインドブロックは、今でも私の中に間違いなくあります。
ただ現実として、お金が無ければ生きていけないことも知っています。
完全歩合の保険業界に身を置き、お金で苦労をした時期もあっただけに、きれいごとばかりでは、自分も家族も幸せにはなれないのです。
その狭間でもがいてきた経験があるからこそ、子どものお金教育の必要性を痛感しています。
子どもたちがお金という道具を上手に扱えるようになってほしいと、仲間と共に特定非営利活動法人マネースマイル探究所を立ち上げました。
子どもたちの健全な成長を願うならば、大人である我々自身もお金に対するマインドブロックを取り除く努力をしなくちゃ！😁と思っています。
そのうえで、お金に対する知識やテクニックなどを学ぶというのが、ストレス無くお金という道具を使いこなすための必要充分条件なのではないでしょうか。
お金って不思議なものですよね。
「あなたの幸せは何ですか？」
こう問われたときに、その幸せを獲得するために「お金があれば・・・」というセンテンスが、大人になればなるほど、多くの人の頭の中に生じるのではないでしょうか。
その一方、
お金がたくさんあることが必ずしも幸せにつながらない、
ということも、同じく多くの人が感じているものだと思います。
実際に、2010年頃に発表されたアメリカのプリンストン大学ダニエル・カーネマン名誉教授（ノーベル経済学賞受賞）らの研究結果では、年収が約7.5万ドル（当時の日本円でおよそ900万円）を超えると、幸福感はほとんど上がらなくなるという結果が出ています。
お金と幸せ。
合理的な経済学やFP的な金融の知識だけでは、測り切れないものだと感じます。
もしかしたら、もっと哲学的に考える必要があるかもしれないとさえ、今は感じています。
今回のみなみさんの記事。
「お金を語らずに、お金教育をすることができるかも」という投げかけは、私たちのマネースマイル探究所が、正しく試行錯誤しなら成長過程であることを、そしてまだまだ伸びしろがあることを🤩、ある意味証明してくれるような素晴らしい記事だと思いました。
そしてこのみなみさんの記事に対して、アンサーソングとも言えるnoteを書いてくれたのが、もう一人の理事であるにとうさん。
「考えないために考える」という記事を書いてくれました。
「幸せになるには？」と考えるのは、幸せなときではありません。
考えるときは不満足なとき。
人間は、「無い」から「有る」を知ることができる。
悩みや不安、不満から解放されるためには、「考えない」という状態を目指すことが大切だと、ご自身の経験談を踏まえ伝えてくれています。
「考えない」ために必要なことは、「ちゃんと考える」。
そして具体的行動に落とし込んでいくことだと、にとうさんは言っています。
たとえば、
基本的に日常の買い物もお金を判断基準にしていません。安いから買う。お得だから２つ買う。そういったことはしません。
必要なものを必要な分だけ必要なときに買う。
これこそまさに、ちゃんと考えて具体的行動をしている何よりの証拠かもしれません。
行動経済学的に、人間は合理的な判断ばかりができるわけではないと、証明されています。
皆さんも経験があると思いますが、たとえば「半額！」とかって札が貼ってあると、ホントは不要なのに買ってしまうとかですね。
こんな時、にとうさんはきっと買わないのでしょう。
私は・・・半々ぐらいでしょうか😅
にとうさん、最後にこんな風にまとめてくれました。
お金「で」教育する部分とお金「の」教育する部分。ごっちゃになりそうになるんですよね。
お金「で」教育した結果、子どもたちが得られるのは、お金という手段（道具）をどう取り扱うかの知識でしょう。
おそらく現在世の中にある「子どものお金教育」のほとんどはこれで、金融リテラシーと呼ばれています。
すなわち教科書があれば学べることであり、机上の勉強で身に付けられるものです。
けれどこれだけでは、にとうさんの言う「ちゃんと考える」には至っていないのです。
お金について考えない状態になるためには、お金のことを「ちゃんと考える」必要があると言っていますが、私はそれがお金「の」教育であり、「金融コンピテンシー」と呼ばれる新しい概念だと考えています。
以前にこんな記事を書いていますので、ご参考ください。
みなみさんの言う「お金を意識させないお金教育の探究」。
そしてにとうさんの「考えないために考える」。
お金と心の関りを深く探究したいと考え設立した特定非営利活動法人マネースマイル探究所のメンバーとして、なんと素晴らしい記事を書いてくれたのか！と、とても感慨深く読ませていただきました。
みなみさん、にとうさん、ありがとう！！✨
お金と人生、そして一人一人の幸せ。みんなの幸せ。社会の幸せ。
NPO法人マネースマイル探究所が、何ができるかまだ明確になっているわけではありません。
ただ私としては、小さな歩みでもいいので、考えながら前に進みたい。
そして次の人たちに、次の世代に、ただただ繋げたい。
その第一歩として、日常の家庭で、笑顔で、お金の話しができる環境作りのお手伝いをしていきたいと思います。
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最後になりましたが、今年1年も多くの方に私の記事を読んでいただきました。
改めて、子育て応援FPペペシのnoteへお越しいただいた皆さまへ、心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
そして来年もまた、ぜひともよろしくお願いいたします。
個人的に来年は、身体を整えることを一つの目標にしたいと思っています。
マネスマの活動を頑張るためにも、何より大好きなテニスを楽しんでプレイするためにも、来年は「身体」が私のテーマです😁
「病は気から」と言いますが、今の私の心はいたって健康ですので、身体も健康にならないわけがない！と妙な自信があります。
とは言え、この年になって無茶なトレーニングをやっても逆効果になりかねないことも自覚しており、幸いにして理学療法士の資格を持った素晴らしいトレーナーさんとの出会いがありました！
これがいわゆる「引き寄せ」でしょうか？😊
つい先日、初めての体験レッスンを受けてきましたが、「久しぶりにやりがいのある方です😆」と言われました。
身体の柔軟性も無ければ、体幹（インナーマッスル）も無いそうです😱
当面このトレーナーさんについてもらい、まずは身体の内側から整えていきたいと思っています。
さて、、、来年の今ごろ、いったい私はどんな身体になり、どんな記事を書いているのか、今から楽しみです😁
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🔶 マネースマイル探究所、設立しました 🔶
家庭内でお金の話題が笑顔で交わされることをミッションとし、
特定非営利活動法人マネースマイル探究所を設立いたしました！
メンバーの半数以上がnoterさんという、他に類を見ないNPO法人です！
応援、よろしくお願いします！
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
毎月1日・15日に発信します（たぶん😆）
お楽しみいただけたら嬉しいです✨
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