子どもとお金『お金が減る貯金』
ただ貯金しているだけでは、お金は増えない。
これはもう、今や小学生でも知っている「事実」でしょう。
なにせ、普通預金金利が0.001%。
10万円を1年預けて、利息が1円です。
これって、お金が増えているとは言えないですよね。
けれど、ただ貯金しているだけでは、お金が増えないどころではなく、
実はお金は減っているのです。
えっ!?
どゆこと!?
単なる貯金では、物価の上昇に追いつかないから。
と言うのが、よく聞く理由だと思います。
けれど、シンプルにわかりやすいのは、消費税の話しだと思います。
日本に消費税が導入されたのは、今から32年前。
1989年に3%の消費税が導入されました。
これまで100万円で買えていたものが、103万円出さないと買えなくなったのです。
100万円の車を買おうと貯金していたのに、あと3万円稼ぐか、あと3万円殖やさないと、狙っていた車は買えません!
その後、
1997年に5%、
2014年に8%、
そして2019年10月には10%(飲食料品や新聞は軽減税率適用で8%のまま)
までと段階的に引き上げられてきました。
物価が上昇しなくても、税金が上がれば、実質お金の価値は減るのです。
単なる貯金では、増えた税金を賄いきれないということです。
2019年に消費税を10%に上げた際、政府は、消費税は今後10年ぐらいは上げないと言っていました。
けれど、その後コロナが起きました。
そして、国は300兆円以上の経済対策を行ってきています。
消費税を10年は上げないと言っていた時と、状況が大きく変わりました。
どんな形になるかはわかりませんが、国として増税を行う口実ができたと言っていいでしょう。
コロナ収束後には「コロナ復興税」があると想定しておくのが、現実的だと考えています。
また、実質的に物価が上がるのです。
ただ貯金しているだけでは、欲しいものは買えなくなります。
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