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窓際社員のぼやき

コロナの影響で2~3年間在宅勤務をしていたから、いくら断酒のためとはいえ、東京の電車で片道1時間半の通勤は本当に本当にしんどい。そしてなんと社内ニートになってしまったときた。職場に来ても仕事がないのである。というわけで絶賛自分を見失い中である。

社内ニートになってしまったいわゆる窓際社員は、社会のためにも転職をして仕事があるところへ自ら飛び込むのが良いらしいと色々と調べて分かった。しかし、現状たいへん給料がよく国家公務員級に待遇がいいと来た。やめるのももったいない。(が、やめたいとは毎日思っている。)

まあ、仕事がないときはこれまでにも数えきれないほどあった。私の目指すつよつよメンタルとしては仕事ない時は仕事回さないやつが悪いのだ。時間が経ってくると自身の能力不足とかいたたまれなさとかいろいろ感じ始めたりするが、そんなものはうっちゃって、100%の力をもって他人のせいにしよう。すべて自責にしてきたからうっかりアル中になんてなるのだ。月に1、2回の断酒会へ行く労力と時間をどうしてくれる。

それはさておき、たいして仕事もないのに容赦なく訪れる暇な時間をどう過ごすべきなんだろうか。

やめたい、やめたいと思ってもいざやめると、8時間(準備のための時間や通勤時間を含めるならそれ以上)もの空白な時間が突如としてできてしまう。つまるところ、仕事は人生において暇つぶしでしかない。あくまで私にとっての仕事という考え方ではあるが。(仕事が楽しくて仕方ない、自分の時間なんて苦痛!という方はいくらでも仕事を頑張って社会に貢献してください。)
断酒会で断酒16年目のお姉様に何とはなしに言われてハッとしたのだが、あなたは仕事が好きでもないのにずっと仕事の話してる。仕事ではない何か興味があることが見つかるといいね、と。
せやかて、8時間やで、労働。
何にも勝って時間的に拘束されるねんで。考えずにはいられないだろう。

これまでは仕事の時間以外に仕事について考えることは悪だと考えてきたが、考えを改めることにした。一日8時間(以上)も占めている仕事について考えない方がおかしい。18時すぎたらすぱっと仕事のことを忘れて自分の趣味の時間に没頭するなんて私にはできない。

いまよしとされているライフハックをことごとく無視して、生きる。旧型人間でよいのだ。

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