映画『そうして私たちはプールに金魚を、』 狭山にして原点(ネタバレ感想文 )
私の好きな長久允の新旧短編2本が、2024年6月28日(金)~7月11日(木)の限定上映だというので映画館に足を運びました。
公式サイトも無いので、消える前に映画館の上映情報を転載。
『そうして私たちはプールに金魚を、』
『蟹から生まれたピスコの恋』
『蟹から生まれたピスコの恋』はテレビ番組の企画から生まれたそうですね。Aマッソの加納はもっと可愛いはずだけどな。感想以上。
私のメインは『そうして私たちはプールに金魚を、』。
私が長久允を好きになったのは、彼の長編デビュー作『ウィーアーリトルゾンビーズ』(19年)が大好きだからです。
同じく長久監督の中編『DEATH DAYS』(21年)でも書いてますね。
これらの原点が、この2016年の短編『そうして私たちはプールに金魚を、』だったということが分かりました。
この作品が描く、女子中学生が感じている「閉塞感」が、もうリアルで。
リアルすぎて、刺さって痛い。予告観るだけでも泣いちゃう。
好きすぎてコメントが書けないな。映画が短いせいもあるけど。
(2024.06.30 渋谷シネクイントにて鑑賞 ★★★★★)