人事パーソンが付加価値を出す為に大切なこと
People Trees の東野です。
学生起業家、onegiftの皆さんと人事の専門家集団、People Treesやり取り、
この中で、前回質問いただいた
・レッドオーシャンである人事の世界で何か付加価値を付けるために大切なことは何ですか?
・東野さんはどのタイミングで人事を目指すようになりましたか?
という質問に回答したいと思います。
人事の仕事をしていて痛感するのは、人事の世界の変化はものすごく激しいということです。
「今更、何を?」と思った方は本当に心構えが素晴らしいと思います。実は私、People Trees の仕事をするようになってから「人事の世界の変化もものすごく激しい」ということに心から腹落ちしています(今やっと・・)。
これまでも変化が激しいと言っても、IT に代表されるような技術革新に比べれば、「人や組織の世界の変化はゆったりだよね」と正直思っていました。
つまり、人事の仕事こそ過去にとらわれず、純粋に経営理念や経営計画に向き合っていく、そして進むべき道を決めた上で現在の社員と向き合うという事だと思います。経営と社員の間に立ってバランスをとるということではなく、経営に資する人事として、まずは会社の進む道を見極め、その道を社員と歩んでいく、過去にとらわれずに。という事だと思います。ポイントは過去は過去だということです。
ところが一方で、今なお、自分の成功体験から離れられず、それにこだわって組織をおかしくする方が絶えません。人事パーソンはそういった方とも手を携えて対立せずに、今まで走ったことのない道(変革)を走ってもらえるようガイドしていく。それが出来る「影響力」「リーダーシップ」そして、強い志が必要だなと思います。
また、「影響力」に関係しますが、人事の仕事は、組織全体に対し施策を打つことも多いので、より多くの方々に影響する仕事だと思います。それが好きで30歳の頃には人事で生きて行こうと思ってました。
心のどこかで営業の仕事にも未練はあったのですが・・・
今やっているPeople Treesは人事コンサルティングも提供していますが、この仕事は大好きな営業の仕事の要素もあるし人事の仕事も出来るのでとても気に入ってます。
人事パーソンの方も影響力やリーダーシップを身に着けるために「営業」の仕事をやることもお勧めです!
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