副業するのが当たり前に?副業解禁に向けて話し合ってみた!
こんにちは!
あっという間に2020年が終わり、2021年に突入しました。
2020年は多くの方にとって厳しく、大変な年になりましたが、今年も引き続き頑張っていきましょう!
昨年の10月からスタートした「People Trees」×「onegift」による、「大学生起業家と人事のプロが、人や組織に関する話題について話してみよう」という企画。
今年も引き続きやっていくので、ぜひ今後とも読んでいただけたら嬉しいです。
さて、その企画も今回で第六弾となりました。
今回取り上げるテーマは、「副業」についてです。
最近では、気軽に副業ができるプラットフォームやエージェントが増えてきて、さまざまなところで「副業」という言葉を見聞きすることが増えたのではないでしょうか?
そんなこれからもさらに加速するであろう「副業」について話し合った様子をご覧ください。
副業が解禁されることになる
梶塚:今回のテーマは「副業」についてです!2018年には副業元年と言われ、さまざまな大手企業も副業を解禁し始めているように思えます。しかし、まだまだ副業を禁止している会社も多く、一般的にも副業をしていない人の方が多いのが現状ですね。
まず井上くんは、率直に副業についてどう思っていますか?
井上:率直に僕は副業に関して大賛成です。このまま副業が解禁されていって欲しいなって思います。僕は現在就職活動をしていますが、副業ありきで色々考えているので、副業が禁止の会社だと「ちょっと…」ってなってしまいます。
梶塚:なるほど。たしかに今の大学生だと、結構副業について意識しはじめている人が増えていると思います。そもそも、なんでこれまで副業が禁止されていたんですかね?
井上:”本業への支障”や”情報漏洩の危険性”があるからとか?
梶塚:本業への支障の問題に関しては、個人的にあまり関係ないのではと思ってしまいます。ただ、情報漏洩については否めませんね笑
井上:たしかに自分たちの会社の社員がもし情報漏洩をしたらって考えるとやはり怖いですね。
梶塚:情報を漏らすと言っても、会社自体の情報や顧客情報、社員の情報と本人のスキルに分かれると思います。前者に関しては、大きなリスクになると思いますが、後者に関しては競合他社での副業を禁止とすれば対応できるんじゃないでしょうか。
井上:会社にとっては多少のリスクはあるものの、少しずつジョブ型雇用が導入されはじめている中で、東野さんも記事でおっしゃっていた通り、やはり副業をすることが加速するんじゃないですかね。
梶塚:それは間違いなさそうですね。どこかの企業で副業する”雇用的”なものもありますが、個人として仕事をする”自営的”な人も増えるはずです。現にUber Eatsやっている人もかなり多くなりましたし。間違いなく副業する人が増加するはずです。
大企業の人は副業をやるべきなのか?
梶塚:副業をすることが一般化される可能性があるということですが、大企業の社員も副業をしたほうが良いのかという議論があります。それに関して井上くんはどう思いますか?
井上:するべきだと思います。大企業にはかなり多くの社員がいて、その全員が会社に貢献しているかと言われると、そうじゃないと思っています。大卒から定年間近の人まで多くの社員がいる大企業では、人が溢れているんじゃないでしょうか。その中でジョブ型雇用となると、中間管理職の人や定年間近の人など、決して安定しているとは言えないはずです。なので、いつその会社を辞めても大丈夫なように、様々なところから収入を得れるようにしておくべきだと思います。
梶塚:たしかに大企業だからと言って、決して安定しているわけではありませんよね。これまで単に長く在籍しているだけである程度の地位を確保していた人でも、これからいつその地位が失われるか分からない。また、その会社を辞めた後も収入を得られるので、やらない手はないと思います。ただ、すぐに収入を得られるものばかりではないので、しっかり本業をやっている時に少しづつスキルを磨いていくことが大切になる気がします。
井上:たしかに、ネットで物を売ってみるとか身近なところから少しずつやってみるのも良いかもしれませんね。別に全員が副業をやらないといけないわけではなく、やっておいた方が良いよねって話ですよね。その会社で常に結果を出していればそのままで良いと思いますし。
梶塚:その会社で実力を発揮し続けられればそう問題はないですね。ただ、ほとんどの人がそうではないですし、自分の可能性を広げるためにも、たとえ大企業の人でも副業はやるべきだと思います。
副業をするために今やるべきこと
梶塚:実際にこれから副業解禁が加速していく中で、今から準備しておくことは大切ですね。
井上:そうですね。もし、どこかの企業で副業をするとなると、やっぱりその人は何ができるのかを明確に分かる方が採用しやすい。となると、「どこの会社の社員」ではなく、「〜ができる〇〇です」というように個人として何ができるのかを明確にしておくべきです。
梶塚:自分とは何者なのか、どういうスキルを持っているのかを目に見えるようにしておくことが大切ですね。そのためには、まず自己分析をしてみるのはどうでしょう?(就活っぽくなりました笑)
井上:一旦自分自身を整理してみることは大事ですね。エンジニアやデザイナーなどのように、例えば絵を描くのが得意という方は自分が描いた絵を集めたポートフォリオを作成すると良さそうです。
梶塚:あと、これはスキルとかの話ではないんですが、副業をやる上で多少なりとも税金・お金について理解しておく必要があるんじゃないかなって考えてます。もちろんやりながら勉強するのでも良いと思いますが、今のうちからそういった勉強をしておくのもありだと思います。
井上:たしかに、日本人って「マネーリテラシーが低い」って言われていますしね。副業を通して今までは会社が代わりにやってくれていた税金に関することとか学べる気がします。
梶塚:あと、これも直接的なスキルとは違うんですが、本業に加えて副業をするためには、時間を上手く使うことが必須になると思います。本業と副業がある中でやはり時間は限られている。なので、少しずつどうやったら効率良く仕事ができるのか普段から癖付けておくと良いかもですね。もし、上手く効率良く時間を使えるようになれば、今後さらに色々なことにチャレンジできるはずです。
井上:やはり副業をすることでお金以外にも多くのことを得られそうです。大企業かどうかや年齢に関係なく、今から副業について考えておくことが大切ですね。改めて今回、僕たち若者もしっかりと今後について考えていく必要があると感じました。今から自分自身をどんどん磨いていき、自分とは何者なのか「自分カタログ」を作成していきましょう!
教えて東野さん
毎回記事の最後に東野さんに向けて質問を設けています!
質問に対する答えはFacebookの方で東野さんが投稿してくれるので、ぜひチェックしてみてくださいね!!
では、今回の質問はこちらです!
「大企業で人事をしている人がカタログを作るとなると、どんな感じになるのですか?」
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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では、次回もお楽しみに!
====People Trees合同会社====
~関西発、世界に向けた人と組織領域の変革支援~
人事領域で活躍する現役プロフェッショナル達が、人・組織領域における経営者及び個人支援を通じて、世界に志と活力の溢れる人・組織・会社を増やすことに貢献していきたいという想いから2019年6月に設立。現役プロフェッショナルの知見と経験を生かして、人事制度構築、採用、HRテクノロジーの活用・導入支援、人事のグローバル化等の幅広い人事課題を、企画から実行までハンズオンでご支援します。
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