気を遣える八方美人が出世コース?大企業で勝ち抜いてきた人の特徴について話し合ってみた!
こんにちは!
「People Trees」×「onegift」による、
「大学生起業家と人事のプロが、人や組織に関する話題について話してみよう」という企画第五弾!!
ここ最近はリモートワークや転勤といった話題について話し合ってきましたが、今回から再び東野さんが書いたキャリコネニュースの記事を取り上げて議論をしていきます。
今回取り上げるテーマはずばり、「昭和型の大企業で勝ち抜いてきた人の特徴」です!
大企業に入るまでも大変な競争がありますが、入社してからも熾烈な競争があると思います。
その中で勝ち抜いた人はどんな特徴があるのか、とても興味深い内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください!
東野さんの記事はこちら!
出世した人たちの特徴とは?
梶塚:今回は、「昭和型の大企業で勝ち抜いてきた人の特徴」について話し合っていきたいと思います。大企業で勝ち抜いて偉くなった人、いわゆる”勝ち組”の人たちは一体どういった特徴があったのかとても興味深いですね。
井上:そうですね。今とは評価基準が違うとは思いますが、その当時はどういった人が評価されていたのか気になります!
梶塚:さっそく記事の冒頭で、人事のプロフェッショナルである東野さんが「出世の条件」を紹介してくれているので、ちょっと順番に見てきましょう。
1.上司のことを常に気にかけている
梶塚:まず1つ目は、「上司のことを常に気にかけている」ということです。これは今でもそうかなって思うのですが、井上くんはどう思いますか?
井上:たしかに、時代が変わっている今でも上司の方に対して気を遣うことは大事だと思います。これは上司とか関係なく、どの場面でも必要になってくるスキルだと思っていますね。クライアントさんのことはもちろん、同僚や部下に対しても気にかけなければいけない気がします。
梶塚:僕は正直これについては得意というか、勝手に身についたスキルだと思っています。部活生は先輩、後輩、コーチや監督など、様々な立場の人たちがいる中で生活をしているので、身についている人が多い印象です。(特に飲み会で発揮される気がします笑)
井上:たしかに上手そうです笑 だから就活とかでも人事の方に気に入られる人が多いんですかね。
梶塚:ただ、大袈裟にやりすぎても、ちょっといやらしいのでそこは様子を見て加減しながらやってますけど笑
2.敵を作らない
梶塚:続いての特徴は、「敵を作らない」ことです。これをできる人は強いですね。上司に気を遣いながらも、決して「いやらしさ」や「わざとらしさ」を出さない。こういう風にできる人は現在でも評価される気がします。これはかなり難しいというか出来ない人も多いはずです。結構下手な人がいますが、その人はかなり大袈裟というか、わざとらしさが出てしまっていて、同僚に嫌われるっていうパターンが多いですね。
井上:絶対どこにでもそういう下手くそな人はいますよね。また、他のパターンとして「意地でも媚を売らないぞ」という人もいますね。次の特徴に繋がりますが、自分の意見やスタンスを崩したくない人は、全く媚を売るようなことはしないと思います。
梶塚:そのような強い信念を持った人もいますね。でもやっぱり僕も”出世”する人は「八方美人」だと思います。
3.自己の軸を持たない
梶塚:先ほどの特徴と通じるものがありますが、3つ目の特徴は「自己の軸を持たない」ことです。やはり何かを成し遂げるために自己主張をすると敵が増えてしまいますよね。自分の芯を強く持ち、それを表に出すような人はぶつかりやすい気がします。
井上:「出る杭は打たれる」という言葉があるように、ちょっと人と変わっている人は敵が多くなる印象です。でもこれは日本人の悪いことというか、勇気を持って意見を言う人がはじかれるのは良くないと思います。そのせいで、本当は心で思っているのに発言できない人が多い印象です。
梶塚:たしかにそうですね。みんなに意見を合わせようとする協調性は日本人の良いところでもあり、悪いところでもありますよね。何かを変えてやろうという思いがある人は、みんなの輪から追い出される。ただ、その変えようとしてることを実現したらみんな手のひらを返したように近寄ってくる。この現象は今でもよくある話な気がします。
井上:徐々に考え方が変わりつつありますが、やはり今もなおそう言ったことは起きていますよね。自己の軸を持っている人は、会社では出世できないかもしれませんが、自分で何かを起こしたら化ける気がしますけどね。
梶塚:僕もそう思います。そういった信念を最後まで貫いた人は、絶対にすごいことを成し遂げると思います。
本当の意味での成果主義ではなかった
梶塚:これらの特徴を見てみると、これまでの会社は”本当の意味”での成果主義ではなかったみたいですね。上司への気遣いや協調性、素直にみんなと同じことをすることの延長線上にある成果主義だったようです。そうなってくるとやはり、会社も自分自身も成長しないですよね。
井上:そうですね。自主性がなくなるというか、常に矢印が自分ではなく他人になってしまう気がする。それこそ、顧客やクライアントのためではなく、上司のために働いている人も多くいそうです。
梶塚:大企業になればなるほど、そういった人が多そうですね。多くの社員がいる中で全員が高い意識を持つのは難しいかもしれませんが、対立することを恐れないような自分の軸を持った人が多く出てくることが、その会社にとっても日本にとっても必要になると思います。
井上:単に自分のエゴや我がままを主張するのではなく、「本当に会社を良くするため」に、「お客さんに喜んでもらうため」に必要な意見はどんどん主張し合って良いと思います。そこでの意見のぶつかり合いは、すごく良い時間だと思うし、必要なことだと思っています。
梶塚:たしかに、お互いの意見をすり合わせることでより良いものが生まれるはずです! ただし、意見をぶつけ合う際は、あくまで相手側の意見も尊重することが大切になりますね。それを守ればきっと良い議論になるはずです。
井上:僕たちも時にはぶつかり合い、より良いものを作っていきましょう!!
梶塚:どんどん意見を出し合いましょう!!
教えて東野さん
毎回記事の最後に東野さんに向けて質問を設けています!
質問に対する答えはFacebookの方で東野さんが投稿してくれるので、ぜひチェックしてみてくださいね!!
では、今回の質問はこちらです!
・東野さんは会社員時代、八方美人として振る舞っていましたか?
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
ぜひ次回もチェックしてくださいね。
また、何か取り上げて欲しい話題がある方は、リクエストをお待ちしております!!
お気軽にコメントください!!
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人事領域で活躍する現役プロフェッショナル達が、人・組織領域における経営者及び個人支援を通じて、世界に志と活力の溢れる人・組織・会社を増やすことに貢献していきたいという想いから2019年6月に設立。現役プロフェッショナルの知見と経験を生かして、人事制度構築、採用、HRテクノロジーの活用・導入支援、人事のグローバル化等の幅広い人事課題を、企画から実行までハンズオンでご支援します。
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