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おじいちゃん先生と一緒にねこちゃんを描く!2000人が参加したアートクレヨン「オンライン開封の儀」レポート

みなさん、こんにちは。
4/20(土)、おじいちゃん先生こと柴崎春通先生とぺんてるが共同開発した「アートクレヨン」のオンラインイベント『【開封の儀】柴崎と楽しむアートクレヨン描き初め会』が開催されました!

▼ライブ配信アーカイブはこちら

クラウドファンディング支援者のみなさんが、お手元に届いたアートクレヨンを一斉に開封し、一緒にお絵描きをするというこの企画。
今回は、実際に参加した社員が描いた絵を交えながら、その様子をレポートします!


柴崎先生のカウントダウンで、いざ開封!

ライブ配信ページでは、開始前から「いよいよですね」「この日を待ちわびていました」といったコメントが。
土曜日の夕方から開催ということで、お忙しい中ご都合をつけて参加してくださったみなさん、本当にありがとうございます!

いよいよ定刻。
「こんにちは、柴崎ですよ。お元気ですか?」
と、柴崎先生のいつもの笑顔の挨拶からライブ配信がスタートしました。

配信場所は、ぺんてる本社の大会議室。そして、ゲストには美術評論家/評論家の山田五郎さんがご登場!
ぺんてる社員も集まって、オンラインのみなさんと一緒に描き初めする準備は万端です。

まずは、記念すべきアートクレヨン「開封の儀」から。
ひと足先に開封してちょっと使ってしまっていたという人も、もう一度蓋を閉めて、まっさらな気持ちで開封します(笑)

「5、4、3…」のカウントダウンで、一斉にアートクレヨンの蓋をオープン!

扇形に並んだ8色のアートクレヨンが姿を現すと、会場は拍手でいっぱいに。
この瞬間、あちこちのみなさんと一緒に開封したと思うと、なんだか特別な気分になりますね。
コメントでも、たくさんの「👏👏👏」をいただきました。

ねこちゃん、どこから描く?

無事に開封の儀を終えたところで、いよいよ描き初めスタート!
柴崎先生が用意してくださった下絵を手元に準備します。

今回描くのは、アートクレヨンのパッケージに登場しているねこちゃんの別アングルという想定。
いったい先生は、ねこちゃんのどこから描いていくのでしょうか?

事前アンケートでは「おめめ👀」という予想が優勢でしたが、はたして…!?

なんと大方の予想に反して、まずは背景から!
初手から意外な展開です。

なんでも、背景を暗くすることでモチーフを際立たせる効果を出すのが狙いなのだとか。
例として、レンブラントの自画像を示される柴崎先生。
山田さんからは、すかさず「キアロ・スクーロですね!」と、明暗のコントラストを用いた絵画の技法を解説いただきました。
お二人の掛け合い、今日も息がぴったりです!

ということで、レンブラントにならって、黒と茶色を織り交ぜながら、クレヨンのムラ感を活かして塗っていきます。
べた塗りしていると、配信をご覧のみなさんからも「伸びが良いですね」とコメントが寄せられました。
アートクレヨンのなめらかさや伸びの良さは、描いて実感できるのはもちろん、見ているだけでも伝わってくるのかもしれませんね。

アートクレヨンで表現する、光と影

続いて、ねこちゃんの顔の立体としての捉え方を、柴崎先生ご自身のお顔を示しながら解説。
背景はレンブラントでしたが、影の部分はモネの『散歩、日傘をさす女性』を参考に、青で表現するという柴崎先生。これには山田さんも唸ります。
17世紀の古典的なバロック絵画と、19世紀の印象主義のエッセンスを合わせると、どんな絵ができあがるのでしょうか…?

半信半疑で、影の部分を青で塗っていきます。
こんなに大胆に塗ってしまっていいの?と思いますが、これから色を混ぜたり重ねたりしていくのにあたり、大事な土台になるようです。

影の部分は青、一方の明るい部分は黄色で塗っていきます。山田さんが「黄色、思ったより強い!」とおっしゃるように、目の覚めるような鮮やかな発色です。
「幸せ感を出しましょう」という先生の言葉のままに、黄色とピンクを入れて、健康的に、幸せな感じに…
全8色のアートクレヨンをフルに活かして、緑や茶色もどんどん入れていきます!

ちょっとはみ出たり、失敗したと思っても、上から塗り重ねたり、拭い取ったりできるのもアートクレヨンの良いところ。
納得がいくまで、何度でも、じっくりと表現を追求することができます。

「はみだしても、塗り残しても大丈夫。きちんと、きれいに、ていねいにというのは一旦、捨てましょう。のびのび、楽しくです
とおっしゃる柴崎先生の笑顔に勇気をもらって、「強弱、リズム」と口ずさみながら、大胆に塗っていきます。

色を伸ばして、混ぜて、重ねて、命を吹き込む

さまざまな色を使って塗った上から指で擦ってみると、柔らかく伸びて色が入り混じり、ねこちゃんの毛並みを感じられるなめらかな表現に。
8色のアートクレヨンでも、混色によって新たな色がつくり出されることによって、複雑で豊かな表現が生まれていきます。
色を混ぜ合わせるのに、柴崎先生は指を駆使していらっしゃいましたが、みなさんのコメントでは細かい部分に綿棒を使っているという方や、ティッシュ、コットン、シリコンブラシといったおすすめのアイテムも寄せられました。

ねこちゃんの姿がだいぶ見えてきたところで、さらに毛並みを描き込んだり、陰影を加えたりしていきます。
柴崎先生からは、「暗いところは、はっきり描かない」というアドバイスも。想像の余地を残すことも大事ですよね。

さらに、お目目を入れると、一気に生き生きとした表情が生まれました!
山田さんからは「これぞ画竜点睛ですね」と感嘆の声。柴崎先生も、「画点睛です」と応じて絶好調です。

毛並みの表現は、白を細かく入れると光沢感が生まれ、ねこちゃんのふわふわした感じを出すことができます。
暗い色の上にもしっかりと白を乗せられるのが、アートクレヨンの良いところ。

最後に、定規やカッターでサッサッとクレヨンを削り取って、細いひげや毛を表現していきます。
背景を暗く塗ったおいた効果が、ここで生きてきますね!

みなさんの個性豊かなねこちゃんをお披露目!

ついに完成!
先生のお話を聞きながら、夢中になって描いていると、あっという間のお時間でした。

そんな柴崎先生と山田さんのねこちゃんはというと…

柴崎先生のねこちゃん
出典:【開封の儀】柴崎と楽しむアートクレヨン描き初め会(ライブ配信/ゲスト 山田五郎さん)
山田五郎さんのねこちゃん
出典:【開封の儀】柴崎と楽しむアートクレヨン描き初め会(ライブ配信/ゲスト 山田五郎さん)

お見事です👏👏👏
隣に並んで一緒に描いていらっしゃっても、お二人の個性が感じられる仕上がりに!
どことなく、ご本人の雰囲気に似ているような気がしますね。

参加した社員たちも、描き上げた自分だけのねこちゃんを手に、なんだか愛おしそうな表情。

オンラインでご参加のみなさんにも、ハッシュタグをつけてXに投稿して見せてください、と呼びかけると…

同じモチーフを描いても、仕上がりは十人十色!(十猫十色?)
一匹たりとも、同じねこちゃんはいません。
利発そうだったり、やんちゃそうだったり、甘えん坊っぽかったり…
それぞれ、性格の違いが見て取れるようです。
「絵にはその人自身が表れる」とは、こういうことなのかなと実感します。

個性豊かなねこちゃんたちが勢揃いした「#アートクレヨン開封の儀」、ぜひXでご覧になってみてください!

一般発売&アートクレヨン教室のお知らせ

ここからは、質疑応答のお時間。
お絵描きに夢中になっている間は、コメントしている余裕がなかったという方も、次々と書き込んでくださいました。
好きな食べ物や元気の秘訣、白猫や黒猫の描き方といったテクニックについてのご質問のほか、アートクレヨンに関して、「8色から増えないの?」「白の減りが早いから2本入れてほしい!」といったお声も多数。
ご期待のお声をいただき、ありがとうございます!

またお絵描きライブをしてほしい!こんな題材を描いてほしい、などのコメントもたくさんいただき、ご参加のみなさんの熱量を感じました。
ぜひ、これからもアートクレヨンを使って、たくさんお絵描きをしていただけましたら幸いです!

最後に事務局より、アートクレヨン一般発売検討中のお知らせと、今後のアートクレヨン教室の開催予定が発表されました。

柴崎先生から会場で直接レクチャーを受けながらアートクレヨンを体験できる、「柴崎先生のアートクレヨン教室」。
次回は、5/25(土)13:00〜 ぺんてる本社(東京 日本橋)にて開催決定!

お申し込みはこちらから▼

その後も、毎月開催予定です。

詳しくは柴崎先生のYouTubeチャンネルや、こちらのぺんてる公式noteでお知らせしていきます。
どうぞお楽しみに!


多い時には約2000人の方にご視聴いただき、オンライン「開封の儀」&描き初め会は無事に終了しました。
みなさんとつながって一緒に描くというお時間が共有できて、私たち社員もとても楽しかったです!

まだご覧になっていない方や、もう一度先生のお話を聞きながら描いてみたいという方は、ぜひアーカイブをご覧くださいね。

下絵のダウンロードや準備物の説明はこちら▼

描いた絵をSNSにご投稿の際は、「 #アートクレヨン開封の儀 」をつけていただけましたら嬉しいです。
アートクレヨンのご感想やご要望も、ぜひぜひお寄せください!

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