CG制作の新たな挑戦
こんにちは、お久しぶりです。
noteを初めてから、「毎日記事を書きたいな」と思っていたのですが、すっかり三日坊主(三日どころか一日しか続いていない!)になっていたので、久々に記事を書いてみることにしてみました。
いつもblenderというCGソフトで3DCG作品を作っているのですが、今日はそのCGについてのお話をしたいと思います。特にこれからの目標を書いてみたいところです。
CG制作の始まり
2024年の3月にCGを始めて以来、ほぼ毎日のようにCGの勉強や制作をしてきました。主に「コウペンちゃん」というキャラクターのファンアートを作っています。コウペンちゃんはとってもかわいい癒しキャラなので、作業をしていても常に目の保養があり大変捗ります笑
体感としてはコウペンちゃんのファンアートが9割、オリジナル1割といった感じで作成しています。そして、なんとありがたいことにご依頼もいただけるようになり、そうした制作もできるようになってきました。
ご依頼をいただいて作品を作るという方向は、自分にとって苦手な分野だろうと案じていたのですが、実際にやってみると意外と自分に向いているような気がしました。
「ADHDは利他的な動機の時に能力を発揮する」という情報を見たことがあるのですがそれが理由かも?と思ったり。「自分のオリジナルの作品を作ろう」と思っても全然アイデアが浮かばないのですが、「誰かのために作品を作ろう」と思うとアイデアが無限に浮かんでくるのです(謎すぎますね)。
中学生の時に美化委員長をやっていた時も、自分の部屋はぐちゃぐちゃで整理整頓されていない乱雑な部屋なのに、「学校のみんなのために」だったらすごく動けたのを思い出しました。また当時もそうした時にこそアイデアが止まらなくて、色々な新しい政策をして学校の美化に貢献できた気がします。
迷いの中のヒント
これからは、そうしたコウペンちゃんファンアートとご依頼作品などを中心に置きつつ、新たにオリジナル作品を制作していきたいなと考えています。
がしかし、自分の作品の軸というか、オリジナルな路線が全然思い浮かばないのが悩みで、「自分が何を作りたいのか」がわからなくて困っていました。これは作品制作に限らずの話なのですが、優柔不断すぎるというか自分のやりたいことがないというか。。レストランにいっても何を食べたいのか自分で決められないような人間なのです(泣)いつも「価格」という絶対的な基準で決めてしまいます…
もちろん自分の性格的な問題もあるかと思いますが、幼少期の出来事も関係していのかも…と思ったり。子供の頃から物作りが好きだったのですが、作るたびに「こんなものゴミだ!」と言われて捨てられたり、親に誕生日プレゼントを手作りしても目の前でゴミ箱に捨てられたり…学校で描いた絵が賞を獲っても、無視されてしまっていました。
気付いたら何を決めるのも怖くて、自分が何が好きなのかも何を作りたいのかもわからなくなっていました。親のせいにしたい訳ではないのですが、少なからず影響してそうな気もします…
そんなこんなで、まだ自分の作品は何を作りたいのかわからない状況でした。しかし、最近ご依頼作品を制作させていただく中で、色々なアイデアを試行錯誤して形にするのはやっぱり楽しいなと感じました。
もしかしたらこの調子で自分の作品の方向性も考えられるかも…?と思い少し考えてみました。
これからの挑戦
①抽象的な描写
今までは写実的な描写を主にしてきたのですが、抽象的な描写をしてみたいなと考えています。これは私自身が抽象的な描写に惹かれるという理由と、私の思考プロセス(?)が抽象的であるという理由です。論理的よりも直感的に世界を捉えたいし、直感的に抽象的に表現してみたいなと考えています。
②美しさを描写する
この広い宇宙において、我々人類が何を成し遂げようとも、宇宙には"意味"がないという事実を感じます。しかし、"意味"というのも人類が定義づけた概念であり「意味が無いなら不要」というのも人類が勝手に考えたものであるように思います。だからこそ無意味なことをしたいし、自らで意味を見出したいのです。じゃあ何に意味を見出すのかというと、感情がある人類だからこそ感じられる"美"に意味を見出してみたいです。
その"美"とは、顔の良しあしや容姿の美しさではなく、目には見えない"美"を追求したいです。生き様や内面の美、儚さや刹那の美、感覚の美、自然の美。色々な美があると思います。例えば、長年使い込まれた道具の温かみ、夜明け前の静けさと透き通った空気、夕暮れ時に空がほんのり色づく瞬間。それらから感じる美しさとは、時間や感情、思い出が凝縮されたものから生まれるのではないかと考えています。そういった目には見えない"美"を、抽象的な表現で作品にしていきたいです。
まとめ
私の作品はまだまだ未熟で、試行錯誤の日々が続きますが、それでも一歩ずつ自分の"美"を表現できるように努めていきたいと思っています。これからも学び、感じ、考えながら、作品に込めた思いを少しずつ形にしていきたいです。そして、私の作品が誰かの心に静かに残り、少しでも温かな気持ちを届けることができれば幸いです。長くなりましたが、ここまで読んでくださった方々、誠にありがとうございました。
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