【ウェザーウィズ】実証実験成功!杉並区で育つ意外な野菜「コールラビ」
はじめに
こんにちは。ペンギンラボです。私たちは自社開発のAI農業イノベーションサービス「ウェザーウィズ」を使って、新しい農作物栽培の可能性を探っています。今回は、杉並区での実証実験で見事に育ったコールラビについてお話しします。
なぜコールラビ?
コールラビをご存知でしょうか?茎が丸く膨らむユニークな形の野菜です。ドイツ語で、コールは「キャベツ」、ラビは「カブ」の意味です。その名の通り、芯はカブのように白いのですが、味はキャベツという、脳がバグる野菜ですw 欧米では一般的ですが、日本ではまだまだ珍しい存在。
ウェザーウィズの分析で、なんと杉並区の気候が、アメリカのコールラビ栽培地域と高い類似性を持っていることが判明しました。
気候データの類似性分析
世界中の気象データをAIで解析した結果、杉並区と似た気候をもつ候補として500地点を特定、この中でもTop50の中身を詳細に分析し、アメリカのケンタッキー州に着目しました。
ケンタッキー州と杉並区の平均気温の推移はかなり近しいものがあり、これなら何か育ちそうだ、ということで今回は「コールラビ」をチョイス。
栽培実験の詳細
・栽培期間:2024年5月〜8月
・栽培場所:杉並区の自社実験圃場(15m2)
・品種:固定種(下記参照)
結果
アブラナ科は虫がつきやすいので防虫ネットで栽培、夏の暑さが心配でしたが、無事に育ちました!
まとめ:都市農業の新たな可能性
この実験を通じて、AIによる気候分析が農業に新たな可能性をもたらすことが実証できました。特に以下の点が重要な発見でした
データに基づく作物選定の有効性
都市部での高付加価値作物栽培の実現性
地産地消による環境負荷低減の可能性
読者の方へ
あなたの地域でも、まだ見ぬ可能性が眠っているかもしれません。ウェザーウィズでは、各地の気候特性に合わせた作物提案を行っています。ぜひ、HPからお問い合わせください!サービスの詳細はこちらでも、ご確認いただけます。