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子どもの弱視③絵本で教えるメガネのこと
1週間の目薬チャレンジが終わると、満を辞して眼科へ!前回よりスムーズに検査が進み、看護師さんにも優しくされた息子はご機嫌でした。初めてのメガネ。絵本で不安を少なくしようと試みました。
1 診断結果は遠視&乱視
遠視と乱視 でした。
遠視…遠くが見えて、近くが見えづらい…ではないんです!!!遠くも近くも見えにくく、見るために、目の調節力をはたらかせて見ないといけない、疲れやすい状態とのこと。
乱視…角膜と水晶体の球面形の歪みがあること。光の屈折が微妙にずれるためにピントの合い方が悪くなるそう。
そして計測した視力は0.4。思ったより見えてない!
視力が0.3〜0.6だと、日常生活で困る場面が多いみたいで、普段の生活でも見えにくい部分もあったんだろうなぁ😂
大人の普通の近視と違うのは、子どもの弱視は「見る力が弱い」ってことだから、度数の強いメガネをかけたから、すぐによく見えるわけではないです。その子にあった治療用のメガネをかけ続けることで、見る力を鍛えていきます。先生に言われた当面の目標は
⭐️矯正視力1.0⭐️
メガネをかけた状態で1.0の視力を目指します。お風呂と寝る時以外は、ずっとメガネ生活。頑張ろー!
2 即決したメガネ選び
診察後、病院で勧められた近くのメガネ屋さんに行きました。もう飽きていた3歳の息子は、並んでいた子ども用のメガネを見た途端に「これ!」と即決。値段はなんと5万円以上!
半額くらい補助が出るとしても、高い!この時は相場がこんなもんだと思っていたので、そのまま購入しましたが、後日、いろいろ調べたり、知り合いのメガネ屋さんに行ったところ2万円代でも買えることが分かり...事前リサーチは大事だと実感しました。(現在5歳の息子のメガネは二つ目。違うメガネ屋さんで購入し、全額補助対象でした。)
3 絵本で読み聞かせ
弱視の疑いが分かった時から不安だったのが、メガネをかけてくれるか、ということ。保育園では誰もメガネをかけていないし、服のタグさえ嫌いな息子がずっとかけていられるのか...。
そんな時ネットで出会った方法が、絵本の読み聞かせ。本はこちらの「メガネをかけたら」。
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出版社からの内容紹介
メガネをかけたら世界が変わる、感動物語
メガネをかけなくてはならなくなった女の子が主人公です。クラスには、メガネをかけている子なんて一人もいないので、どうしてもメガネをかけたくありません。「頭が良くなるならかけるわ」とか、「宇宙まで見えるならかけるわ」とか、難癖をつけます。朝会のある日、やっとメガネをかけて学校に行ってみると……。
くすのきしげのり作の『おこだでませんように』と『ふくびき』に続く感動作第3弾です。はじめてメガネをかける子どもの不安を描く心温まる物語です。
これだっ!と思い、すぐに楽天で購入。メガネができるまで、何回か読み聞かせました。
素敵な本です。メガネをかける不安に寄り添いながら、ワクワクする気持ちにもさせてくれます。
本人から絵本の感想は特にありませんでしたが、きちんと聞いてくれました。今でも時々「読んで〜」と持ってくるので、お気に入りのひとつのようです。
次回!いよいよメガネを装着!