好きな料理家さんがいれば、自炊はもっと楽しくなる
外食でこんな経験したことありませんか?
「いつ来ても最高においしい! 口内の幸せ成分が渋滞してる」
「ちょっとこのレストラン味が濃いかも…」
または、レシピを見て作った料理でこんな経験は?
「私って天才? おいしすぎて才能爆発したかも」
「なんか物足りないなあ。調味料入れ忘れたかしら」
それ、シェフもレシピもあなたも誰も悪くないんです。
舌の感覚は千差万別。 料理家さんだって同じ
料理家さんのSNS投稿、特にコメント欄を見ていると、「味が濃い」「うまくいかなかった」と感想や愚痴を送っている方がいる。
「いや、自分で味見して濃かったら調整しな!!!!」
おっと失礼、言葉が強くなってしまった…
(藍染隊長に怒られちゃうな。分かる方握手しましょう)
美術品を見て「美しい」と思う人もいれば「おもしろい」と思う人もいるように、舌の感覚だって千差万別。
私自身、実家の味が濃いめ、夫の実家は薄味だったので同棲当初はすり合わせに苦労した。
育った地域や実家の味、好きな食べ物によって好きな味・慣れた味は異なるはず。
私が好きなラーメン屋さんを苦手だと思う人もいるし、おすすめされた定食屋さんのお味噌汁が濃すぎたことだってある。
料理家さんだって一般的な好みに合わせて作る努力をしたうえで、全員に合わせることなんてできっこない。
Cookpadこそまさにそれ
レシピサービス「Cookpad(クックパッド)」こそ、まさにいろんな家庭の味が集うサイト。
私の肉じゃがとあなたの肉じゃがが異なるように、自分と合うレシピもあれば、合わないレシピもある。
自分の味と合わないレシピで作ってしまって「もう料理なんて嫌」と思うのはもったいない。
作りたいレシピを検索するのも大事だが、これまで作ったなかで好きな味だった料理家さんのレシピを試す方が失敗が少なくなるし、うまくいくので楽しい。
▼Cookpadで私が一番好きなレシピはこちら。
私が一番敬愛しているのはケンタロウさん
マイベスト料理家さんはケンタロウさん。
シンプルで味付けも難しくなく、すぐに作れる料理がたくさん。
なかでも一番好きなレシピ本は『ケンタロウ1003レシピ』。
素材別に並んでいるので豚肉で調べたり、にんじんで調べたりできるのが便利。
もう本も日焼けしてるし中もボロボロなのだが、一人暮らし時代からずーっと使っている。たぶん一生手放せない。
ケンタロウさんの著書だと『ケンタロウのないならないで あったらあったで』も大好き。(もしや廃盤…?)
ココナッツミルク・粒マスタード・ナンプラーなど、なかなか使い切るのが難しい調味料を使ったレシピが紹介されている。
何年か前に事故に遭い、最新レシピは現在公開されていないが、過去に本をたくさん出されているので本屋さんで見つけては手に取っている。
(お元気でいられていますように…)
ちなみにうちの母は栗原はるみさんの『ごちそうさまが、ききたくて。』の料理を好んで作っていた。
好きな料理家さんを見つけてみて
私にとってケンタロウさんの料理は、何を作っても楽しく、おいしく食べられる。
迷ったときのその信頼感よ…!ありがたい…!!!!!
ケンタロウさん以外にも、有元葉子さんやウー・ウェンさん、飛田和緒さんなど、好きな方はたっくさんいる。
自分にとって好きな料理家さんを見つけると、ちょっと料理がうまくなった気になれるかも。
おいしいなと思う料理を作られる料理家さん、ぜひ教えてください!