本 十牛図入門 (続き1)
十牛図入門 続きを書きます。
第一章
牛を尋ね探す(尋牛)について書かれています。
一人一宇宙であることを理解して、
そしてこのいのちとは一体なにかを考えること。
禅とは「静かに考えるこころ」
ヨーガとは、物事を静かにみる観察方法。
禅は瑜伽(ゆがと音写)の一種。
十牛図、は禅の修行によって高まりゆく心境を比喩的に示したもの。
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この辺までは、わたしでも理解可能。
でも、禅のこころで自分は存在しないと気づくと怒ることもなくなり、
新しい自分になり、新しい生き方ができるようになる。
こうなると、難しいです。
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そして、「なに」を知って、「いかに」について考えていきます。
たとえば、どこかへいくことがあげられています。
「なに」=そこまでの地理、「いかに」=どんな風にいくのか
です。
どういきるかを、かんがえるためには、まず自分を知ること?
「なに」をしる旅、つまり牛探し=自分探し:「自己究明」の旅。
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逃げた牛をあきらめて、鶏や羊をかってもよかったのに、きびしい牛探しの
旅に出た理由は、生きていく主体である「自分」をはっきりさせなければな
らなかったから。
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私は、いつわりの自分しかしらなかった、のでしょうか。
ほんとうの自分を知れば、何処に安心すべきかわかるのでしょうか。
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