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本 十牛図入門 (続き7)

「もう、余命いくばくもありませんよ」といわれても、聞き流し、うたたねの世界にもどるその心境。

第7章 ひとり牧人はまどろむ(忘牛存人)

以下は引用です。

このような牧人の静けさまではいかないにしても、私たちも、坐を組み、吐く息、吸う息になりきり、なりきって、しばしの黙然とした静けさを味わってみようではありませんか。
そのような静けさをくり返しくり返し深層の阿頼耶識に薫じ続ければ、必ず来る”死”に臨んでも、あの牧人のように、平然とうたた寝をすることができるようになるのだ、ということを第七図から学ぶことができます。

この章のこの部分ありがたいです。

この本読んでよかった、と思いました。

ただの人が普通に坐り続けることの意味。

よくわからないままでも、

坐ることを後押ししてくれているような気がします。



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