【雑感】ピンクが大好きな次男
おはようございます。
親子遠足が原因の全身筋肉痛がなかなか治らないpekomoguです…。
良く寝て良く食べ(鶏ムネ肉のからあげとか)、それでもあまり改善されず、じわじわと忍び寄ってくる加齢を感じます。
昨日、久しぶりに短編小説を更新しました。
テーマは『何でもいいじゃないか。好きなものを選んでさ』。
ご興味がありましたら読んでいただけると嬉しいです。
タグに「多様性を考える」と付けました。使いやすい言葉です。
多様性といえば、うちの次男はピンクが大好きです。
三歳半頃から服に強いこだわりを持ち始め、基本、毎日同じ服。
洗濯が間に合わないと癇癪を起こします。
そのうち色も指定するようになりました。
髪もしばってほしい、スカートも履きたいと言われました。
好きなものは「すみっコぐらし」。
口癖は「女の子になりたーい」。
皆さんは似た状況になった時、どのような対応をされるのでしょうか。
笑い話の一つとして雑談してみますと、けっこう男の子でもスカートを履きたがる子は多いそう。最近は、子供の遊び場でもお着替えコーナーがあるので、そこでドレスを着せて楽しませる、というアイディアもいただきました。次男には合わなかったのですが(着たい服が決まっていたため)。
子供の一時期くらい、好きに着させていいのではないか。
…と言いますか、好みは人それぞれですから、
『どうして男の子はピンク、スカート、髪しばるのがNGなのか』
これを私自身が上手に説明できなかった、
好みについて親の意見は押し付けられない、
そう思い、ジャンバースカート(毎日同じ)、ピンクのシャツ(毎日同じ)、両サイド三つ編み(毎日同じ)。こういう次男が仕上がりました。
次男の七五三の衣装は、持参したお気に入りのピンクのスカート姿。
ランドセルはピンクにするんだーと、いつも口にしていました。
半年ほど続いた頃、突然髪をしばるのを希望しなくなりました。
スカートを履かない日が増えました。
ピンクよりも青を選ぶ日が増えました。
ピンクの折り紙しか使わない!と言うので大量に買ったピンクonlyの15cm四方の紙も余しつつ、ピンクが嫌いになったのかを尋ねてみますと「ピンクは好きだ」との答えが。それでもピンクの服を着なくなった理由は、
『ピンクの服を着ると、みんなからヘンだと言われた』
からだそう。なるほど、予想はしていましたが、幼稚園の年齢でもそういう暗黙のルールみたいなものは始まっているんですね。
ピンクのシャツはお出かけのときだけ着る、と決めたらしく、スカート類は私の友人の女の子にあげると宣言した次男。一度決めたら心はびくともしません。頑固一徹。男に二言はない、そうです。
ランドセルの購入は来年の夏頃になる予定ですが、もしピンクを選んだとしたら…私はどう説明しようかなぁと考えることがあります。
次男も今より成長しているでしょうし、ピンクを選ぶことで想定されることを伝えて選ばせるのだろうと思っています。
男子でピンクのランドセルを背負っている人は、まず見ない。
女子で紺色か黒色のランドセルは見かけるんですが。まだまだピンクは女の子の色というのが定着しているのでしょう。それを覆すことはまだまだ難しいと思います。
オードリーの春日さんはピンクのベストを着ております。ファッションだと割と自由だけど、ランドセルになるとちょっと制約が感じられる。
価格が高いから親もどうにか『普通』『一般的』『定番』を推してしまうのでしょうか。目立って何か言われると嫌だ、という心理もあるでしょうし、いじめにつながる要素はできるだけ少ない方がいいと思うこともきっとある。
中古ショップを覗けば、意外とランドセルがずらりと並んでいます。
次男がピンクを選んで途中で色を変えたいとなった時、ピンクを売って別の中古品を買い直す、そういう方法もありなんじゃないかと思いました。
本当に、こんなにも考えていると『好みは人それぞれでいいじゃない』と思ってしまうのですが、自分のことではなくて子供のこと。好きにすれば、と丸投げするのではなく、押し付けるのでもなく、本人に考えさせるチャンスと捉えたい。だからきっとこんなに悩んでしまう。
現時点の次男はすっかりピンクから離れています。
好きなキャラクターはパウパトロールのチェイス。テーマカラーは青です。
塗り絵で描かれるピンク、赤、薄紫。鮮やかな色合いでのびのびと塗れていることに目を細め、確実に塗り方が上手になっている次男を褒め称えます。
母は。一日一日で成長できているでしょうか。
筋肉痛を治す力は衰える代わり(?)に、思考をもっと柔軟にして、いろんなことを受け容れられるようになりたいなと思っております。
がんばるぞー。
この記事が参加している募集
数ある記事の中からこちらをお読みいただき感謝いたします。サポートいただきましたら他のクリエイター様を応援するために使わせていただきます。そこからさらに嬉しい気持ちが広がってくれたら幸せだと思っております。