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天気が良い日、天気が悪い日
先日、もう辞めてしまったバイトの先輩がこんな面白い事を言っていた
「なんで晴れた日がいい天気で、雨の日が悪い天気って言われるの?」
最初聞いた時は「ん!?」何を言っているんだろうこの人は!!って思った。晴れの日を天気が良いと言い、雨の日を天気が悪いと言うのは小さい頃から馴染みがあってなんの疑問も抱いたことがなかったからである。
その先輩は少し天然な感じの人なので、また変なことを言い出したなと思ったが、よくよく話を聞いてみるとその考えにも納得した。
雨が好きな人もいるし晴れが好きな人もいて曇りが好きな人もいるのに晴れが良くて雨が悪!みたいな表現をするのはどうかと思う。人それぞれ好きな天気は違うしその良し悪しを決めてしまうのは良くないと言っていた。
確かにそうだ。
雨が悪天候なんて誰が決めたのだろう。雨が降らなければ飲み水もなくなり植物も育たない。
恵の雨という言葉もある通り、雨が降るから私たち人間は生きていけている。
そう考えると雨だからと言って今日は天気悪いねって決めつけるのは良くないと思う。それは誰かにとっては好きな天気でその人にとっては良い天気なのかもしれないし自分が生きていけるのもこの雨のお陰かもしれないと思うと雨の日の気の持ちようは、だいぶ変わってくる。
だから偏った視点ではなく視野を広く持ち固定観念にとらわれず当たり前の事を疑える視点を持ちたいなと思う。
それでも、最近朝起きると思うことがある。
目が覚めて窓から見える空の色が暗くザーザーと雨の音が聞こえると
「あーあ、今日も天気悪いのか、外出るのきついな。」
と…
雨が続いても前向きに生きていきたいものです。
ではまた。