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何と引き換えに、「あいまいなまま」を許しているの?
仕事もプライベートも充実するカギとなる「パートナーシップ」を専門とするコーチ・HOSUが、パートナーシップをより大きな結果につなげられるように、いろんな切り口でつづっています。
noteマガジン「パートナーシップを磨く」連投68日目。
わたしたちは、人間関係の中で、相手に疑問を抱くことがあります。
・どうしたいんだろう?
・なぜ、こうしたんだろう?
・あの同僚のこと、どう考えているんだろう?
・お願いしたこと、やってくれたのかな? 等
パートナーシップが感じられる相手だと、疑問があっても、それを気兼ねなく、遠慮せず、すっと確認できますが、そうでなければ、気をつかったり、言いにくさが出てしまって、疑問があっても確認しないということがおきがち。
で、考えてみたんですよね。
疑問があっても、そのまま確認しないということは、「ああいうことかな?」「こうなってるのかな?」と疑問が解消しない、あいまいな状態が続くということですね。
あいまいな状態って、本当は気持ち悪いはずなんですけど、何かと引き換えにあいまいな状態を容認しているんじゃないかな?と思うわけです。
じゃ、引き換えにしているものは何なんだろう?
・問題を放っておける
▶︎問題解決
・自分が関わらなくていい
▶︎当事者意識
・直視したくない問題を直視せずに済む
▶︎前進
・自分が変わらなくていい
▶︎成長
・意見の衝突みたいなイヤな思いをしなくて済む
▶︎相互理解
・表面的な”仲の良さ”が保たれる
▶︎信頼 等
かなりヤバいですね(笑) 問題が放置され、他人事で居続けることで、前進や成長もなく、相手への不信感を一方的に強めることにつながるっていうことですからね。
一旦、このような状況に慣れてしまった人や集団が、パートナーシップを自力で深めるのは、容易なことではありません。渦中にいる人同士だと、すでに禍根があったりするのでね。だからこそ、コーチやファシリテーターなど、俯瞰して状況を一緒に観ることができる人の助けが機能するんだとみていて、わたしは「コーチ」「会議ファシリテーター」として、伴走させていただくことをパートナーシップトレーニングプログラムの中に盛り込んでいるんですよね。
「リーダーを一人ぼっちにしない」
これ、わたしが、結構、大切にしているポリシーですw
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