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ゲームマーケット2022で出会ったゲームたち✨

今日は、東京ビッグサイトで開催されたゲームマーケット2022へ。コロナ前に何度か訪れたことがあるこちらのイベント。数年ぶりに行くことができて本当に良かったです✨

会場を散策して様々なゲームに出会い制作者さんの素敵なアイディアを直接感じることで、私自身の制作やワークショップ等のアイディアが膨らみました☺️

いつか「ひらめキマイラ」「まちでん!サイコロ」を引っ提げて出展したいなぁ…。

こちらが「ひらめキマイラ」。
顔の化石・歯や口の化石・体の化石・手足の化石・その他の化石が各10枚あり、それぞれ裏向きでシャッフルして1枚ずつめくり、それらを組み合わせてどんな〝伝説の生き物〟が生まれるかを表現することができます✨
こちらは「まちでん!サイコロ」。足跡・持ち物・その〝伝説の生き物〟がもたらす運・大きさ という4つの要素を表したサイコロを使います。
街中の風景写真と「まちでん!サイコロ」を組み合わせることで、日常の風景に潜む〝伝説の生き物〟を表現することができます。
足跡・持ち物・運・大きさを全て網羅し、かつ写真の風景とマッチした〝伝説の生き物〟を表現。江戸時代のように、地域の中に様々な妖怪や幻獣が生まれ、それが〝バズる〟ほど想像や対話、ユーモアに満ちた地域社会になれば良いなぁと思ってつくりました。


今回ゲムマ会場で購入したのはこちらの6点。1つひとつ紹介していきたいと思います😊

アルカノロヅィ

1点目は、タロットをモチーフにしたカードゲーム「アルカノロヅィ」

おしゃれなパッケージが魅力的✨

全てのプレイヤーが手札を全て出し切ることができるかどうかに挑戦する協力ゲーム。まだ実際にプレイをしていませんが、数字の大小とタロットの大アルカナの数字を対応させる発想が面白い。私はカードのデザインに惹かれて購入したのですが、このイラストはAIが描いたものとのこと!

AIが表現した独自なタッチのカードに惹かれて購入しました!やっぱりタロット好きだなぁ✨

タロット占いをしている身として、占いだけでないタロットの生かし方を学ばせていただいたように感じました✨他にもゲムマにはいくつかタロットをモチーフにしたゲームがあり、興味深かったです😊

ワードマジックキューブ

2点目は、文字で遊ぶパズルキューブ「ワードマジックキューブ」。上下左右様々な角度から見ることで別のアルファベットに見える文字がルービックキューブに描かれているのが特徴的。

ゲムマのサイトを見てチェックしていたこちらのキューブ。購入できて本当によかったです!

操作し心地がとても良く、いじりながら時折キューブを眺めて「何か単語はできていないかなぁ?」と探す時間がなんだか幸せ✨

偶然「ハッとくる梅(HAT cru UME)」という謎の文が出来上がり、1人で達成感に浸っていました😆

上下左右どこから読むかで見え方が変わるのがポイント。必ずしも3文字の英単語でなくても良く、「OMG」などのように新たなネットスラング的な表現を考えても面白そうです!

固定されたルールがないため、例えば「○回回転させて出来上がった面を見て単語を探し、今日一日がどんな日になりそうか一言占い日記をつける」「2人以上の対戦形式にして、どちらが多く単語を探すことができるかを競う」などの遊びが膨らみそうだなぁと思いました✨

ワード イン パイル

文字繋がりで、3点目は「ワード イン パイル」

透明カードを使ったアナログゲームが好きなので、即購入させていただきました!

こちらはひらがなが1文字ずつ書かれた透明カードを組み合わせ、もともとの単語を当てるゲーム。例えば…

4文字の単語が隠れています。よーく見てくださいね!

これは、どんな文字が組み合わさっているでしょうか?4文字の単語ですよ。


正解は…


「おもしろ」でした!


何も書かれていない透明カードも入っているため、濁音や半濁音なども付け足すことができそう。また、カードを組み合わせて出来上がった集合体を見て、そこから着想を得たイラストを描くという遊びもできそうです✨

まるで初めて文字を目にした子どものように、文字を絵や形として捉え、何かに見立てるというマインドが持てたら、きっと発想の幅がぐんと拡がりそう。

Nani Collection

4点目は「Nani Collection」。戦略が必要なく勝敗以上の要素で盛り上がるような見立て遊び系のゲームが大好きな私に刺さるアナログゲームです✨

パッケージの「ナニコレ」もカードを組み合わせて表現されている点が素敵!

抽象的な絵の断片のようなカードをランダムに5枚選んでお題を表現するのがこちらのゲームの基本的なルール。テーマも形容詞や副詞といった抽象度が高い言葉であり、そこもまた多様な表現に開かれていて良いなぁと思いました。

例えば「花」や「キリン」など具体的なものだと、どうしても表現したものが具象的であるかどうかという優劣の評価基準が入り込んでしまうでしょう。そうはならないよう、カードだけでなくお題も程よい抽象度になっており、プレイヤーの間に多様な表現が自然と尊重される雰囲気が生まれるように感じました。こうしたゲームデザインが素晴らしいところもおすすめポイントです。

試しに私もチャレンジ。

これは一体、どんなお題を表現していると思いますか?


正解は…


「あたたかい」

でした!5枚のカードをどのように組み合わせるかを考える時間が楽しかったです。最終的に、お風呂に入ってくつろぐ人が出来上がりました♨️

限られた手札にある抽象度が高い形を組み合わせて何かを表現する…ある種の苦し紛れ・出たとこ勝負的な状況が生まれることにより、絵が「上手い/下手」「得意/苦手」という二項対立を越えて誰もが平等に楽しむことができるゲームだと感じました。対戦ゲームとしてだけでなく、1人で遊んでみることで見立て力・発想力を豊かにする練習にもなりそうです。

いろかるた

5点目は「いろかるた」


シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック・ホワイトの透明シートを組み合わせて様々な色をつくるゲーム。

1人が色を作りもう1人がそれと同じ色をつくることができるかにチャレンジしたり、身の回りにある物の色に着目してどちらがよりその色に近いかを競い合ったり…無限に遊びが膨らみそうです。

パッケージの中には色をつくる練習ができるツールや混色についての知識なども書かれており、ゲームツールとしてだけでなく表現ツールや教材としても活用できそうだなぁと思いました✨

ティシュール

6点目は「ティシュール」

ポケットティッシュに説明が書いてあるというシンプルなデザイン。「街でもらえばタダなんですけどね💦」と制作者さんがおっしゃっていましたが、完全にツボだった私は「いやいや!アイディアの勝ちです!」とお話して即購入しました!

200円というお手頃価格と制作者さんの雰囲気に惹かれて説明をしていただき、「アイディアの勝ちです!」と感激して即購入しました。

ルールはポケットティッシュのパッケージに書かれています。ティッシュをゲームにしてしまう…パッケージのデザインも含めて「その発想があったか!」と目から鱗でした。そういえば私も、よく割り箸が入っている袋などをいじくり回して「牛ができたー!」とかやっているなぁ…。箸袋でロボットを作るゲーム「はしぶくロボット」とか作ってみようかしら。笑

1人で試しにやってみることに。パッケージに書かれていた「自由ってなんですか?」をテーマに作ってみました🕊
実際にやってみると、ティッシュという素材の可塑性の高さに驚きました。ゲーム性を抜きにして純粋に素材としてティッシュを用意すれば、きっと保育園生たちも面白い見立てを生み出すことができそう✨

まとめ

以上、私がゲムマで購入したゲームたちの紹介でした。

久しぶりに直接会場へ行くことができましたが、制作者さんと直接お話ができたり、偶然出会った参加者の方々との交流(「7秒間でこわれるゲーム」というゲームで、たまたま試遊していた方々と一緒に即興インプロゲームのような遊びができて楽しかったです)が生まれたりする場の雰囲気が良いなぁと思いました☺️

次回の開催も楽しみです‼️
私もいつか出展できるように頑張ろうっと✨

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