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【ホームスクーリング】春休みはこう過ごす!
こんにちは、Pegです。
ブログ『わが家はインター。』を運営しながら、2人のバイリンガルキッズを育てています。
上の子の発達遅延がきっかけで、「もしかしたら集団生活に合わないかもしれない」という思いを抱え、スタートしたのがホームスクーリング。
コロナ禍で学級閉鎖や休園が多い時期だったので、試行錯誤しながら、子どもと自宅で学びを深めてきました。
そんなコロナ禍も、少しだけ落ち着きそうな2023年。
さっそく始まった春休みの、わが家のホームスクーリングプランをご紹介していきます。
幼児期に始めたホームスクーリング
わが家で初めてホームスクーリングを始めたのは、上の子が年長・下の子が年少という幼稚園児の頃でした。
もともと発達遅延のあった上の子が、公立小学校などの集団生活を拒否したときのために、家で勉強を見られる環境を用意しておこうと、独学で学び始めたのがきっかけ。
ちょうどコロナ禍で、幼稚園がお休みだったというのも幸いし、3人で自宅にこもりながら、毎日いろんな科目を能動的に学んだ良い時間でした。
おうち英語のルールで、家庭内の会話は英語だったわが家では、ホームスクーリングももちろん英語で行っていました。
読書、文章の並び替え、算数、科学など、いろんなツールやキットを駆使して、自宅でできることを探す日々。
大変だったけど、充実していて楽しかったことを覚えています。
そのおかげもあり、コロナ休園や学級閉鎖の期間はメキメキ英語力が伸び、ダラダラと不毛な時間を過ごさずに済んだ…というのも、親のわたしの心の負担を軽くしてくれました。
そして、このプレ・ホームスクーリング期間がきっかけで、わたしは「ホームスクーリングもあながち非現実的ではないかもしれない」と考えるようになります。
それ以降も、長期休暇のたびにホームスクーリングと題して、机上学習から体験的な学びまで、幅広くチャレンジしてきました。
そして2023年度が終わり、子どもたちも春休みに。
今年の春休みに、わが家が掲げているホームスクーリングプランを3つ、ご紹介していきたいと思います。
テーマは「読み書き」
上の子が小学生になり、それまでおうち英語に費やせていた時間も、学校の勉強や習いごとに割かなければいけなくなりました。
わが家の子どもたちはとても仲が良く、兄妹そろっている方が意欲的に取り組める子たちなので、生活スケジュールがガラッと変わってしまった2023年度は、ホームスクーリングの進み具合もゆるやかに…。
上の子小1、下の子年中だった今年は、それぞれ学校や幼稚園での学びに力を入れた1年だったように思います。
おうち英語は継続していたので、英語力の低下などはみられませんでしたが、気になっていたのが上の子の英語読み書き能力。
小1で英語の授業はないので、学校で習う読み書きは当然日本語。カタカナや漢字も上手に書けるようになり、本人も自信がついて、公教育としては充実した学び期間でした。
が、英語の読み書きに関しては停滞気味で、あまり家庭で取り組む時間を取れていなかったな…と反省。
落書きや遊びなどで英語を書いたりすることはありましたが、ミスも多く、「あれ?これ前は読めてたはずなんだけど…」という気づきがちらほらあったんです。
そんな読み書きスキルを強化すべく、春休みのホームスクーリングプランを立ててみました。
1日10冊の英語絵本読書
わが家では昔から読書習慣があったのですが、同時にモノを増やしたくないという思いもあって、本はもっぱら図書館頼みでした。
とても活用してきた図書館でしたが、定期的に通うのが大変になってきたこともあり、読書アプリ「epic!」をサブスクして、世界中の絵本にアクセスできる環境を手に入れました!!
これは思った以上の収穫で、とにかく本を読むハードルが下がる!
図書館へ行っていた頃は、図書館へ足を運び、広い部屋から何十分もかけて本を選び、レンタル手続きをして、重い本を持って帰り…
子どもがハマれば毎日読んでくれますが、思った以上に面白くないなと感じた本はそのまま返却まで手付かず…なんてこともありました。
そして2週間後、本を抱えて図書館へ行き、また同じことの繰り返し。
ここまでの労力をかけても、図書館に置いてある英語絵本ってごくわずかな種類なんです。
epic!をサブスクしてからは、アプリを開いて好きな本を選ぶだけ。
サクサク読めて、読み終わった後には「理解度チェッククイズ」もついているので、最後まで楽しめます。
クイズの正解率を兄妹で競ったりと、親では引き出せない学び方を編み出して、楽しんでいるようです。
1日10冊の読書というのは、さすがに読書習慣のあるわが家でも厳しかったと思うのですが、epic!があれば楽々こなせそうな気がします。
まだ読むときにつっかかってしまう小1ムスコにとって、読書量をこなすことは必須。
1つ1つのストーリーを理解して、考えながら読み進めたり、自分なりの見解を盛り込んだりしながら深読みしていくのも、読書の醍醐味ですよね。
それと同時に、なるべくたくさんの本に触れ、出てくる単語や表現の幅の広さにも適応していくことで、少しずつ読める言葉が増えたり、お話の奥深くまでアプローチできる理解力が伴っていくと思います。
小1ムスコは、国語の教科書や公文のプリントで音読しているときも、そうやって1つ1つの物語をじっくり味わっている様子がうかがえたので、春休みはepic!で読む数々の絵本を通じて、読解力を強化していきたいと思っています。
ちなみに年中ムスメはもうかなりの長文をサクサク読めるようになっており、正直リーディング力は小1ムスコをしのぐ勢い。
読むだけでなく、登場人物のセリフは感情を込めて読んだり、文章と効果音の区別もよくついているので、「SPLASH!」や「CLICK!」などは実際の音に近いトーンで読んでみたりと、アレンジも工夫しているよう。
もともと読むのが得意なんだと思うので、ムスメのそういう部分もさらに伸ばしてあげたいと思っています。
英文ライティング
そして、英文を"書く"ことも同時進行で特訓していきたい春休み。
お勉強をするというよりは、何かお題に沿って1~3つの英文をみんなで書いてみるという取り組みに、遊びながら挑戦していけたらいいなと。
小1ムスコが受講したOUTSCHOOLの授業で、英文を書く授業がありました。
その際、先生のヒントの出し方や声掛けがとっても丁寧で、親として参考になったんです。
イラストを見て、見えたものを「I see~」から始まる英文で書いてみよう!という授業だったのですが、イラストがゴジラだったにもかかわらず先生は「DinosaurとGozzilaどっちで行く?」と聞いてくれて、恐竜好きなムスコは「I prefer dinosaur!」と即答。
少しスペルが難しいdinosaurという単語を、丁寧に教えてくれました。
「これを書きましょう」ではなく、見えたイラストに対して「この絵が見えるけど、君だったらなんて書く?」と、本人の意思や意向を尊重してライティングをさせてくれるスタンスに、ムスコもさらに意欲的になってくれました。
子どもの「もっとやりたい!」を引き出すのが上手な先生の対応には、いつも勉強させられます。
春休みには子どもたちと一緒に、いろんなイラストをテーマにライティングスキルを磨いていけたらいいなと思います。
書写
おうち英語からは外れてしまうのですが、春休み中に練習しておきたいのが、子どもたちの日本語の「美文字特訓」。
特に下の子が、上の子の影響で文字を書くのが早かったということもあり、見様見真似で書いてしまうクセが抜けていませんでした。
そのため、字は書けるのですがお世辞にも綺麗な字とは言えず…(笑)
字が綺麗な人って、それだけでどんなときも得できると確信しているので(自分がそうだった笑)、子どもたちには否応なしに美文字を習得してもらうぞ!と、春休みのプログラムに組み込むことにしました。
本当は、公文の書写(かきかた)を習い始めようとしていたのですが、ひょんなことから小1ムスコがプログラミング教室に通うことになり、書写は断念。
字だけなら知識も要らないので、わたしが先生になれるではないか!と思い、「おうち書写」も始めることにしたのです。
春休みにコツコツと字を書き続け、ムスコが小2に、そしてムスメが年長になったとき、自然と美文字を意識できるようになっていればいいなと思っています。
まとめ
以上が、【わが家のホームスクーリング~2023年春~】のプランでした。
これまでホームスクーリングというと、主に英語での取り組みに力を入れてきましたが、今回は初心にかえって平仮名の美文字特訓を盛り込んでみました。
そして、読書にライティングと、これまでのホームスクーリングから少しだけステップアップした読み書きフェーズに移行。
日本語の読み書きと並行して、英語の読解力も地道に磨き続けられたらいいなと思います。
春休みの取り組みについては、随時アップしていきますね。