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就職活動に想うこと。学生向けウェビナー 「キャリアを考えよう」に登壇しました!

こんにちは。
小林佳奈です。

以前、ご紹介させていただいておりましが、株式会社Libertyが主催する「キャリアを考えよう」のイベントにパネラーとして登壇させていただきました。

10歳近く離れた後輩たちに、どのような話をしたらお役に立てるだろうか?と開始前はドキドキワクワクでした。

ー私の就職活動時代

私の就職活動は、リーマンショックの直後。
まさに就職氷河期でした。

現時点での有効求人倍率は、採用人数の縮小があり「1.53倍」とのことですが、リーマンショック後の2012年度は「1.23倍」までの落ち込んでいました。

ひとつ上の先輩たちは、簡単に大手に内定を複数もらっていた時代から、一気に氷河期へ。

「あと1年遅ければ…なぜこのタイミングなんだ…」と悔やんだこともありました。

ただ振返って思うのは、そういった時代だったからこそ、自分の将来について真剣に考えられたし、常に自分のキャリアの松明は自分で持つことの重要性に気づけたと思います。

ーピンチはチャンス

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昨日のウェビナーでお話しした学生の中に、こんな学生がいました。

「中学生のころから、CAに絶対なる!と決めてずっと目指していたんです。でも、コロナで航空業界も厳しく、私はどうしたらいいんだろう、と迷っていて…」

たしかに、そんな風に感じている学生、多いかもしれません。
コロナの流行により、急に自分の夢を砕かれた心境なんだろうな、と感じました。

そこで、私はこの学生にこんな質問をしました。

「なぜ、CAになりたいと思ったんだろう?CAをやった先に○○さんはどんな状態や結果を創り出したいと思っていたんだろう?」

その質問に対して、その学生さんは、「海外と日本を繋ぐ存在でありたい」という想いなど、たくさんの熱い想いを語ってくれました。

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日本の教育では、職業(就職)=人生の目標となりがちです。

しかし、「憧れの職業に就職して、イメージと違った」と落胆し転職する方も少なくはないはずです。

結婚とよく似ていますが、就職はスタートであり、その仕事に就いてから、その先に自分はどうなっていきたいのか?どのような状態・結果を創り出していくのか?が重要です。

仕事はあくまでも自分の理想の状態(=目的地)へたどり着くための手段(=乗り物)なのです。

その学生がCAをいう仕事を通して成し遂げたかったことは、本当にCAでなければならないことだったのでしょうか。

もちろんCAでなければ叶えられないこと、もあるとも思います。
でもそれは、あくまでも自分の目的地次第で変わってきます。

自分自身の人生の目的地を明確にすることで、たとえコロナのような外的要因によりその乗り物(=職業)が危うくなったとしても、目的地に向かう選択肢を自ら見つけ、迷わずに目的地に対して効果的な選択をできるようになるのです。

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コロナ渦で人との接点も持ちづらく、情報交換しづらかったり、情報にも偏りがあったり、苦労されている学生さんも多いんだろうなという印象を受けました。

この状況を嘆いているのではなく、ピンチをチャンスとして捉え、行動する人がきっと就職活動や、自分の人生においていい結果を創り出していくんだろうな、と昨日の学生たちと会話をしていて感じました。

みなさんのこれからの活躍、応援しています!
そして私も、共に社会人として、一緒にチャレンジします!

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