かたわれどき。

皆さんこんばんは。
ヘッダー写真はこの前、歯医者さんの帰りに陽が沈む瞬間、かたわれどきだ！と思って撮った一枚です。かたわれどきって？って思った方はぜひ、新海誠監督の「君の名は」をご鑑賞ください。
因みに私は「言の葉の庭」や「秒速5センチメートル」や「星を追う子ども」の方が好きなんですけどね！笑

かたわれどきがどうっていう事でも、新海誠監督について話したい訳でもないのですが…

私は人付き合いや人との距離の取り方が少し、いや…だいぶ下手です。

何かで自分が傷付いたり、気にしてしまう事があっても、言えません。と言うよりは…きっと理解されない、言ったってわからないだろう、という勝手な見解で諦めます。それまでの会話の内容や雰囲気などで大体わかるんです。

グループの中で誰かが笑えてないとか、嫌な思いをしてほしくないって気持ちは常にあります。だけどそれは偽善なんだろうなって。
お互いに合う、合わないがあるのは仕方ないって思っていたけど、それじゃダメな時代でもあり、受け入れる事が大切。……。

でも何をしたかわからないけど、嫌われてしまう事が小さい頃から多々ありました。特に女の子がわからない。基本的に合わないだろうと思った人が居て、だけど仲良くしなきゃいけない。

ん？…いけない？私は自分が仲良くしたいなって思わないとできなくて、仲良くしてあげてとか、ちゃんと見てあげてって言われたり、義務が伴ってくると…少しモヤモヤしてきます。

それってもう友達じゃないし、決まりのある仲間は仲間なんだろうか？って思います。みんな好き嫌いの中で自分で無意識に選別してて、心地が良い人だけを集めて、その中で生きています。偶に違う人と関わったりして新しい自分を発見したり…みんな''自分の好き"を選んでいる。

それが意思であって、人らしいところでもあり、残酷なところでもあります。その意思がある程度合わないと一方通行で、片方の意思は宙に浮いたままどうすれば良いか彷徨う時が少なからずあるから。

あなたと仲良くする気はないから話しかけないでってハッキリ言われた方が凄く楽になれると思ってしまいます。相手を傷付けないように有耶無耶にしていくより、よっぽど傷付かないし、明確だなぁって。だって、それは相手が傷付く事より、自分が良い人だと思いたいの方が強いから。

あれ？私にだけ違う態度だからこの人は私と仲良くしたい訳じゃないんだなって、ふんわりじわじわと知っていくよりも悩む時間は明らかに減ります。悩んでる時間、自分がこの人に何をしてしまったのか深く考えてしまうから。

そしてタイミングや時期を考えるとあぁ、アレかな？って感覚で理解します。でもそのアレが、自分じゃどうしようもない事だったら…私も菩薩でもない限り、やるせない気持ちになるんですよね。

最近そんな事があって、更に別件でも自分が言われて嫌な事に見て見ぬフリをして、傷付いていないと思い込んで、なかった事にしていた部分が…いつの間にか化膿して痛み出したのです。

ちゃんとその時に向き合わなかったから、少しの痛みが耐え難い痛みになってしまったのです。今までの私だったら、すぐなかったことにしたくて…その化膿した部分を切り落としてました。すると、また再生するから。

だけど痛みときちんと向き合わないと、同じ事を繰り返して、逃げてばかりになる。
誰とも関わりたくないと思ってしまうのは自分が1番わかっていて、そうなりたくないと思っているから。全部が自分なんです。
わかっていて、できないのも自分です。

そこから抜け出せない人生。文字や言葉を大切にしているからこそ、敏感で、容易く傷付く自分が嫌になる事もありました。

私は高校生の頃からインターネット上で繋がる時代を生きています。表情は読み取れなくても、文字や言葉のチョイスでその人の深みがわかる。だからnoteを好きになり、noteに居るクリエイターさんに惹かれるんだろうなって思います。

話が見えてこない内容ですが…
私はやっぱり、自分の事を良く思ってない相手に仲良くしたいと思えないんですよね。菩薩になれたら思えるのかな。上辺だけの友達、仲間内の皆がしてるからっていうイイネが…私が私に対して思う偽善と似ていて眩暈がします。

だから、本物はどこにあるの？

自分の中です。流されて流されて、自分の意思とは違う理由で繋がってしまうから、後に引けなくなる。後から言う方がよっぽど失礼だから。私は何て弱いんだと思っては、上辺だけの繋がりに違和感を感じてます。

基本的に過去が大きく影響していますが、人間関係は狭く深く信頼関係を大切にしたいと思っていました。だからこそ、私の存在がどうでも良くなるならなぜ繋がりを求めてきたのか理解できなかったりします。人数を増やす為の数友はmixiの頃から要らなかったんです。友達の数がステータスになるなら私は低い人間です。自分に心地よくないと感じたらすぐに切ることができるネットの世界で安易に友達という言葉を使うべきではないなぁとぼんやり思いました。

結局、私も自分勝手な生き物です。

だけど傷付いたり、泣いたり、そんな愚かな生き物でも、今日も息をしています。それぞれに痛みや傷を抱えながらそれでも前向きに生きようとしているんだって、誰かに知って欲しいのかもしれません。

かたわれどきの写真…本当に関係ない内容になってしまいました。笑

昼と夜の狭間。
二元論の狭間。
自分と他人の狭間。
他人と友達の狭間。
始まりも終わりも紙一重。
ボタン一つの世界で絆。

今回も最後までお付き合い頂きありがとうございます。また更新しますね！

peco