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2020年を振り返って

久々の更新になります、こんにちは。

うまいこと言葉になるか分かりませんが、私なりに今年を振り返る日誌を書いてみたいと思います。

皆さんにとり、今年はどんな年だったでしょうか。

世の渦に飲み込まれて、それまで築かれたものも、占いもなにも、道を外れて彷徨い、五里霧中…な方も多かったと思います。


 私も例外に漏れず、不安に塗れた一年でした。その中に少しずつ、吉事がフレークのようにまぶされている感覚。

本来でしたらリハビリに専念する一年で、外を活発に歩き回り交通機関もスムーズに使う訓練などを積極的にする時期。

しかし、外出が阻まれるこのコロナ禍で、リハビリが思うように進まず。しかも持病まで悪化してきてしまう始末。

挙げ句の果てに、交通事故の刑事裁判は異例のこと続き。犯人側に全くの反省の意思がないと知り、かなりのショックを受けました。判決は交通事故としてはかなり重く、禁固刑ということでした。だからといって、私の体に刻み込まれた、この後遺症たちの行方は?

 この世の中に、たった一人残されたような。

まるで、自分がいなくなった後の世界を浮遊しているような、幽霊の気分。

私は私が生きてることを叫ぶように、制作に没頭していました。

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去年から今年にかけての私の絵の変わり方は、パッと見て分かるものだと思います。

去年までの、エネルギーで描いていた絵に比べて、今年の"別の何か"を削って描いているような作品たち。体力、気力、全てのエネルギーがない分、生まれたままの魂で描いていたような。たぶん、作品の完成度としては一回り上回った気がしています。「もしかしたら絵が変わるかもしれない」、その予感が的中する年でした。

2019-2020 画集「As I live.」も刊行↓

https://810shop.thebase.in/items/37081190


-行きたい場所、帰りたい場所。

-楽しかった記憶、生きる喜び。

-大切な人たちとの思い出。今一緒にいる人を大切にしたい気持ち。

決して後ろ向きではなく、座礁したかのような今が必ず未来に繋がっていると信じたかった。

 まだまだ霧は晴れませんが、きっとまた個展を開いて自分の世界を作れるように。再び、私がこの世に生きていると証明できる日まで。

来年は少し穏やかな日が増えることを、ただ祈ります。楽しいこともたくさん見つけていきましょ!

ご支援頂けますと、個展や企画展、画集発行、グッズ制作などに尽力できます!どうぞよろしくお願いいたします。