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犬が時間通りに動くロジック「エスキモーの犬ぞりから学ぶ編」

我が家にも愛犬が2匹いるけども

その中の1匹は朝の散歩、そして午後の散歩の時間になると

僕のところに来る。そして僕が何かに取り込んでいると

「あと5分後ね!」っというとその場を去って5分後にやってくる。

「あと30分後ね!」っというと30分後に戻ってくる。それがぴったりの時には本当に驚く。。

なぜだ?日本語わかるのか?

もちろん間違える時もある。。

「30分後ね!」といって「5分後」に来る時もある。

基本はこの2パターン。増やすのはやめている。

でもエスキモーの犬橇(犬ぞり)の話を読むとあの橇を引っ張る犬がまたすごいことがわかる。

彼らはエスキモーから言われた方角を一直線に走る。

それは200km先でも8時間かけて走って行くそうだ。

どのようにその距離や時間もわかるのか?

っと言うと犬のお腹の減り具合だそうだ。

彼らも全力で走ると8時間後にはお腹が空腹になるらしい。
そしてきちんと走るとその距離にも正確性が出るし、ご褒美に餌がもらえる。だから途中で食べ物を与えることはしないともいう。

それは彼らの体内時計も狂わす行為だという。

またエスキモーが住むのは北極近くの冬は太陽が出てこない、ずっと夜だったり夏は太陽が沈まない白夜だったりする。そんな太陽も当てにできない環境での彼らの体内時計は胃袋の中の食だという。

でも人間もいつも同じような食事を朝取っていて同じような仕事だったら同じような時間にお腹が空くはず。それはどれだけ作業したかが時計を見なくてもわかると言うことなのだろう。

エスキモーの犬が人を探す時もその行方不明になったあたりに到着すると、その犬たちが四方八方に散らばって探しに行くらしい。30分後に戻ってくると見つけられなかった犬は尻尾を下げて帰ってきて、見つけた犬は尻尾を降って戻ってくる。それを見た他の犬も喜んで吠えると言う。犬もそれがわかると言うのだからすごい。。そしてその見つけた犬を先頭にそこへ向かう。

帰路は犬の鼻を頼りにホームまでたどり着くという

ハチ公物語の秋田犬のハチ公がなぜ毎日同じ時間に渋谷の駅に行っていたのか。。それは犬が持つ体内時計がわかることなのでしょう。

人間も持っているはずの体内時計。。

でも機械の時計に頼りすぎているためにその能力を失っているのだろう。

そういえば散歩の時間と知らせてくれるわんこ。

彼は朝の散歩行く前に残っているドックフードを食べる。

もしかしたら、お腹をその時に満腹にして午後の2時半まで体内時計をセットしているのかもしれない。彼の1日の行動は同じ。7時に朝の散歩、そして9時まで番犬、9時から11時までお昼寝、11時〜14時半まで番犬。

ちょうど7時間半。。お腹が空いてもおかしくない時間だ。

そうか、彼もお腹をいっぱいにしてそこで時間をコントロールしているのか。。


犬の観察だけでも面白い。。。


今日も良い1日を!




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Issei 世界旅人
最後まで記事をお読みいただき、ありがとうございました。全国を愛犬と旅しながら地域の習慣や食などをそこにいる人には気づかない素敵な文化などを伝えてより良い楽しい生活になったらいいなと思います。皆様から頂くサポートは、さらなる有益なコンテンツの作成に役立たせていきます。

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