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俺はリアムだ!
ボイストレーニングの教室に通って2年数ヶ月。この教室では毎年6月に発表会がある。自分で歌いたい曲を選んで、発表会までの2~3ヶ月間練習をして、教室のみんなの前で歌う。会場は、近所のコミュニティセンター内のホールで、そこには本格的な音響装置がある。ライティングもあって、ちょっとした歌手気分を味わえる。もちろん、とても緊張する。
今年は私にとって3回目の発表会。Beady Eyeの『The Beat Goes On』を歌うことに決めた。洋楽が好きで歌いたいけれど、人前で歌えるクオリティには仕上げれない(>_<;)と思って避けていたが、自分を前に進めたくて、この曲を歌うことにした。
17か18歳の頃、oasisの『モーニング・グローリー(What's the Story) Morning Glory?)』を聞き、ギャラガー兄弟に恋をした。洋楽好きの多くの人が通る王道の道である。そして数年前、弟のリアム・ギャラガーのドキュメンタリー:『As it was』で彼の苦悩を見て、ますます好きになった。彼の何もかもがカッコイイ。ガニ股で腕を振って歩く姿、リヴァプール訛り全開の話し方、外斜視の三白眼、あまりにも有名な、後ろに手を組み右肩を下げて歌う歌い方も…
The Beat Goes Onに、"Someday all the world will sing my song:いつか世界中が俺の歌を歌う"という歌詞がある。oasisを解散して、Beady Eyeをやっていた時は、リアムにとって精神的に難しい時期だったようだが、そんな中でも、自分を信じている気持ちがこのフレーズに現れていると思う。世界が自分の歌にひれ伏すというのだから…その強さに、私も勇気づけられる。
発表会までにこの曲を何度も聴いて、私もリアムの強さを分けてもらおう。少しガニ股でオラオラ歩きをするのもいいかもしれない。