髪を切りに行った。通っているのは、30代後半のMさんがお一人でされている小さな美容室。通い始めて6年~7年ほどになる。髪はスッキリするし、Mさんとお喋りするのも楽しくて、あっという間に時間が過ぎる。 次回の予約は12月。私が「今年も金持ちになれなかったなぁ~」とつぶやいたら、Mさんも「それですよ。昨日、うちも(家計の)バランスシートを書いてビックリしましたもん。みんなどうやってやり繰りしてるのか…。もう酒飲んで寝ましたwww」と笑う。 Mさんは美容室の経営だけではなくて、
私は夫と家庭内別居だ。1年半ほど会話をしていない。原因はいろいろ考えられるけれど、まぁ、そもそも合っていない同士だったのだろう。 ずっと「こいつにはうんざりだなぁ」と思っていたけれど、本当は「うんざりと思いながらも、この状況を変えられない自分にうんざりだなぁ」と思っていることに気が付いた。自分にうんざり…ハハハ。 それに気が付いてから、うんざりのループの中をグルグルしていたが、段々とうんざりしている自分がおかしくなってきた。 なんで私、他人と暮らしとんの?www この寄
私の短いnote投稿歴のなかで、音楽について書いたものの閲覧数が多い。公開日からの日割りで考えると、圧倒的に『世界のどこかの音楽』が読まれている。 ずっと音楽の話は、私なんかが書いたり話したりしてはいけない気がしていた。音楽の話をしていいのは、ピーター・バラカンさんか、ゴンチチさんくらい、その曲の背景や歴史に詳しい人じゃないと、と思っていたからだ。 でもいっかー。私が好きな曲について好きだと言っているだけだもの。知識がなくてもメロディが好きなんだもの。嬉しいことに読んでく
私の友人、Fとは前の職場で出会った。私は数年前に辞めたが、Fは今もそこで働いている。 その後Fは、株のトレードのためのお金、いわゆる種銭を増やすために、キャバクラでキャッシャーのアルバイトをするようになった。昼間働いて、週に3回程度とはいえ夜も夕方〜日付が変わる頃まで働いて、本当に体力がある奴だと思っていた。Fは高校にスポーツ推薦で行っているので、私とは生まれつき身体が全然違うのだろう。 そして最近、Fはキャバクラのバイトがない時に、介護のバイトもするようになった。もうた
5月末に小麦を食べなくなってから肌の調子がすこぶる良い(自分比)。肌は内臓の状態を反映しているので、小麦が私の消化器系に負担をかけていたのだろうと思われる。 小麦を食べなくなってしばらくは、「パンが食べたいよー」「麺が食べたいよー」と思っていたが、今はもうその欲求は無い。食べなければ食べないで何とかなるものだ。 人間の身体って面白いなぁ…と思い、今度は砂糖の摂取量を減らしてみることにした。肌の老化の原因は、酸化:糖化=7:3らしいので、この3割がなくなるのはメリットが大き
前の記事を投稿して、久しぶりに音楽熱が高まっている。それで引き続き音楽のことを。(前の記事はこちら⇩) 毎週月曜日になると、Spotifyが”Discover Weekly”という30曲のプレイリストを届けてくれる。月曜日の午前中はそれを聴いて、その中から気に入った曲をピックアップして、この2年に渡って自分のオリジナルのプレイリストに保存していっている。 Discover Weeklyには色々なアーティストの曲が含まれている。私が聴いた音楽の履歴に従ってAIが選んだ曲なの
歌を聴くのが好きだ。好き…というか歌に支えられて生きてきた。友人も恋人もいない、家族との縁も薄い、身体が枯れ木のようになるまで頑張っても人生が思い通りにいかない…そんな時でも歌を聴きながら、どうにかこうにか歳を重ねてきた気がする。 中学生の頃、最初に好きになった歌手はサイモン&ガーファンクル、その次がビートルズ。そこから広がっていって、今まで聴いてきた曲をジャンル分けしたら、オルタナティブ・ロックが9割、邦楽とポストクラシックが0.5割ずつくらい。 曲の歌詞、メロディ、鼓
私は友人Fの子ども、サッちゃんの家庭教師をしている。サッちゃんは高校1年生。数学をメインに教えている。高1の2学期なので、昨日は三角関数を教えていたが、説明しても説明しても伝わってる感じがしなかった。ちなみにサッちゃんは将来の夢がSEで、大学は理系学部への進学を希望している。だから三角関数はもちろん、数学の理解は必須である。 サッちゃんが帰った後、その伝わらなかったことを振り返っていて、それがなぜなのか、ふと気が付いた。サッちゃんは”解き方が分からない”のではなく、テクニカ
月に一回、リンパマッサージに通っている。セラピストのHさんはタイが好きだ。会社員から今の仕事にキャリアチェンジした頃にタイへ旅行し、好きになったらしい。部屋には木彫りの象のお香入れが置いてある。 もう一か所、2~3ヶ月に一度行く、マッサージ店がある。こちらは中国推拿式というやり方で、背中を中心に筋肉をほぐしてくれる。そこのSさんもタイが好きだ。「空気がおおらかで、人が優しくていいんですよね」と言っている。 数ヶ月前、一日瞑想会へ行った際、そこにタイ帰りの女性Aさんが参加し
よくお声が掛かる絵画サークルへ仕事へ行った(私の仕事はデッサンのモデル)。ここのサークルの参加者は、長く絵を描かれている方が多く、皆さんそれぞれの個性が際立った素晴らしい絵を描かれる。終了後にその日に描いた絵を床に並べ、お互いに見せ合うのだが、その輪の中に私も加わってお喋りするのを楽しみにしている。 いつも通り、仕事を終えて挨拶をして帰ろうとしたところ、一人の参加者の方から声を掛けられた。お名前を存じ上げていないので、Aさんとする。 Aさん:「○○大学にもお仕事に行かれてる
今日は一日瞑想会へ行った。”一日瞑想会”というと響きが怪しげだが(参加している私もそう思うし、友人に話すと皆笑う)、白装束のグルもいないし、天からのお告げも降ってこないし、参加費は¥7,000で高額なお布施は必要ない。会では、午前10:00~16:00くらいまで、休憩とお昼ご飯をはさみながら、全部で6回の瞑想をする。今日の参加者は女性が私を含めて3名、男性が2名の計5名。参加者は、お互いにどこの誰だか詳しくは知らないけれど、より自分の内面を整えたい、穏やかな心で日々を過ごした
先月、初めての整骨院へ行って、ほとほと疲れたことを記事に書いた。 その次の日、あんなに強くあちこちを揉まれたにもかかわらず、全く揉み返し(強く押されたことによる筋膜や筋繊維の損傷)が起きていないことに気が付いた。人間の身体って案外頑丈なもんだなぁと思って、整骨院で硬いと言われた部分を、自分でも押してみていた。整骨院で「硬い、硬い」と言われたことがなんだか悔しく、「あなた方のお世話にならなくても、自分の身体は自分で何とかします!」という気持ちでしょっちゅう押していた。 おそ
(※本記事は、過去に公開したもののイマイチだなぁと思っていたものの改訂版です) 仕事で遠くへ行った。往復6時間の道のり。仕事自体は休憩を含めて5時間。つまり移動時間の方が長い。 こういう遠くへ行く仕事は、受けようか断ろうか毎回悩む。出張費がいくらか出るとはいえ、移動時間が長すぎて、時給にすると泣けてくるような額になるからだ。ただ、私は夫と家庭内別居なため、夫がいる週末は家に居たくない。ということで、今回も「泣けてくるぜ」と思いながら、遠くへ行くことにした。 現場でいつも
4月から瞑想をするようになって約4ヶ月。体質が変わってきた。 瞑想は一日2回、午前と午後に30分ずつ。始める前は「そんな時間取れない(>_<;)」と思っていたが、心身の疲れがリセットされるため、今や、それ無しの生活は考えられないようになっている。 また、食べることに関しても大きく変わった。初めて数週間は食欲が湧いてきて「お、たくさん食べれるようになってきたぞ」と喜んでいた。お肉、ご飯を中心にモリモリ食べた。それが数週間続いた後、今度は徐々に食欲が無くなってきた。食欲が無い
昨日の午後から日曜日まで、台風のために夫が家にいて息が詰まる。この1年ほどの間、「家族という人間関係が自分には合わないのだ」と痛感している。転職ならぬ転関係したい。家族を終わりにするのは、どうしてこんなに難しいのだろう?そんなに難しく考えずにサクッと終わりにすればいいのかなぁ?
8月はアートモデルの仕事が忙しかった。1件幾らの仕事なので、忙しいのはありがたいことなのだが、身体は疲れる。いつも通っているリンパマッサージに行くまでの応急処置として、最寄り駅の近くの整骨院へ行ってみることにした。 問診票を記入し、ボディバランスのチェックを受け、施術用のベットに案内された。そこで若い女性スタッフから、機械が計測した身体の歪みなどについて説明を受ける。「今のままだと、こういうたいへんなことになりますよ」と言って、何十年後かの弛んだ自分のシルエットを提示された