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Photo by
soeji
息子と私
まだ伝い歩きしかできない1歳10ヶ月の息子。
思えば首の座り、寝返り、お座り、ハイハイ、全部遅かった。ついでに言うと歯の生え始めも。
そもそも私は子どもを作るのが怖かった。
子どもも得意というわけでもないし、人を育てるなんて自分にできるだろうか…と。
そして1番の心配事があった。
普通はこんなこと考えないんだろう。
というか私の周りの子たちはみんなそうだった。
障がいを持った子が生まれてきたら、自分にはとても育てられない…
そう思うに至った理由としては、私の兄は精神疾患だからだ。
発症したのはおそらく兄が大学生くらいのときだ。
一言では言い表せないが、大変そうな両親を見てきている。
そう思っていたにも関わらず、夫の強い希望により子を持つ決意をし運良くすぐ授かることができた。
例えどんな子が生まれてきても育てる覚悟を持とうと思いつつも、やっぱり心のどこかでまさか自分がそういうことになるのは確率としては低いだろうと思っていたのかもしれない。
息子は最初はちょっと遅れてるかな?という程度だったが、だんだんその遅れが目立ってきた。
もちろん息子のことはとてもかわいいと思っている。
でも周りの友だちの子はみんな当たり前のように定型発達だし、同じくらいの月齢の子が集まる所に行くとやっぱり気になってしまう。
そんな私と息子の成長記録を綴っていこうと思います。