『2000年以降のJ-POP』の中から私が選ぶ最強の名曲ベスト30(30位〜26位)
随分前に関ジャムという音楽番組で"プロが選ぶ最強の名曲ベスト30曲"と題された企画が行われていたのを思い出した私は便乗してみることにした。
30位:さくら(独唱)/森山直太朗
小学生の頃、友達がいつも「カツラ〜カツラ〜今舞い落ちる〜♪」と歌っていた。この曲を聴くとそんなくだらない替え歌で笑い合っていたあの頃を思い出す。J-POPには派手なアレンジの楽曲が多い中、歌声とピアノだけのシンプルなこの楽曲は純粋で心地良い。ところで直太朗、それは部屋着かい。
29位:雪の華/中島美嘉
寂寥感溢れる短調のAメロBメロから高揚感溢れる長調のサビへと転調する楽曲はよくあるが、この曲はその逆。長調のAメロBメロから短調のサビへと転調する。この演出が雪というテーマにぴったり。これによって聴き手は一気に引き込まれていく。
28位:夜に駆ける/YOASOBI
息継ぎする暇を与えないドSな符割、音程が跳躍しまくりなメロディー。完全にボカロ向けの旋律を人間が歌っている。ポップかつかなり実験的な楽曲。また、サビのコード進行は昔の小室進行みたいに彼らにとってのシンボルマークとなっている。
27位:マリーゴールド/あいみょん
この曲のイントロはなんとなくだが、My Little Loverの「Hello,Again〜昔からある場所」を彷彿させる。それにカノン進行も相まってノスタルジーで溢れている。スケボのシーンは転びそうで見ていてヒヤヒヤする。
26位:ギブス/椎名林檎
歌い始めの歌詞がとても好き。
あなたはすぐに写真を撮りたがる
あたしは何時も其れを厭がるの
だって写真になっちゃえば
あたしが古くなるじゃない
東京事変の楽曲「閃光少女」のサビの歌詞にちょっと似ている気もする。
切り取ってよ、一瞬の光を
写真機は要らないわ
五感を持ってお出で
私は今しか知らない
貴方の今に閃きたい
サビにおける緩急の付け方が印象的。前半中盤は歪みの効いたサウンドと彼女の金切り声、巻き舌。そして、最後はどこか寂しそうな声で「ぎゅっとしていてね、ダーリン」
今回はここまで。次回は25位〜21位までを紹介する。
ではさよならバイバイ。
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