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新年一発目の短文エッセイ集


あけましておめでとう

日本人は不思議なもんで、キリスト教の行事であるクリスマスを堪能した後、神道由来の行事である正月を堪能する。カメレオンのようだ。いつも閑散としている神社も初詣で大にぎわいだ。つまり、日本人はイベントが好きなのだ。そして、ひねくれ者の僕の考察では、初詣に行ってる人間のいくつかは初詣に行ったことをSNSに上げたいから参拝していると考えている。SNSが普及してからの初詣参拝者数とそれ以前のとを比較した論文はないだろうか。

タイパ/ドーパミン

年末年始にアニメを見漁った。気になっていたアニメや面白いアニメを探して、見漁った。なぜ、面白いアニメを見たいのか。楽しみたいから、満たされたいから、そんな感じの理由だ。しかし、時間は有限。つまらないアニメにかまっている暇はない。キャラクターや作画を踏まえとりあえず1話を覗く。つまなかったら切る。面白かったら継続。そして、中盤ゴタついたら切る。
最後まで見終わるのは自分が本当に面白いと感じた作品だけだ。タイパ重視と言えば聞こえはいいかもしれないが、短時間でドーパミンを放出させ、快楽に浸りたいだけなのだ。

大舞台と緊張1

昔から人前での発表や目立つことが嫌いだった。緊張しいやつだっからだ。基本的に目立たない立ち回りをする人間として生きていた。唯一、自分が大勢の前でも何も気にせずエゴを出すのは体育祭でのリレーくらいだった。昔から足が速く、中学までは学校トップ、高校でもトップタイくらいだったと思う。だから、クラス対抗リレーや軍団対抗リレーのメンバーは必ず入っていたわけだ。普段は人前で目立つことを避けるが、トラック一周の約数十秒間だけは、周りの目なんて気にせず、走れる。それだけ集中しているんだろう。結果が良ければなおさら良い。あれほど気持ちがいい瞬間は未だにない。ほどよい緊張と歓声、抜いた時の高揚感、終わった後の褒め言葉。大舞台も悪くない。

大舞台と緊張2

緊張できる場面ってのはそう多くない。試験とかプレゼントでも緊張はするが、高が知れている。体育祭でのリレーでの緊張レベルもそんなに高いものではない。現在進行形で行われている全国高校サッカー選手権。県予選を勝ち抜いた高校だけが、参加できる高校生にとっては集大成とも言われる大会だ。テレビ放送もされるため、選手は緊張するはずだ。体育祭のリレーなんかとは比べ物にならないくらいの緊張とワクワクを味わえるだろう。本当に羨ましい。そして、カッコいい。よく考えると緊張できる場面というのはあまりない。その緊張感を楽しみつつ、ワクワクした方がいいパフォーマンスができるはずだ。緊張できることに感謝しなければ。

無駄毛を撲滅せよ

高校生の時、足の毛剃ったことがある。部内でなんか流行ってたから。剃った後は気持ちがいいんだけど、しばらくするとチクチクしてくる。これが嫌で剃るのは終わりにした。今も剃ってるのは顔くらいだ。そして先日、電動鼻毛カッターを購入した。そうだ鼻毛だ。鼻毛が出てるほど恥ずかしいことはない。指摘もしにくいだろ?以前はたまにハサミでチョキチョキしていたが、やりにくかったので電動鼻毛カッターを買ってしまった。変な気分だが、悪くない。鼻毛出てるかな?と悩む君、購入してみては?

ゲーマー

近年ではeスポーツが普及し、ゲーマの社会的地位も上昇しているが、依然としてゲームばかりしてるやつ=バカという古の思考に囚われている人間もいるかもしれない。かくゆう自分も正直、ゲーマーというのを嘗めていた節がある。僕が唯一中学生の頃から続けているスマホゲームにクラロワというのがある。簡単に言うと8枚のカードを使用して相手の城を落とすみたいな戦略バトルゲームだ。まあそのクラロワの実況動画をたまに見るんだけど、プロプレーヤーがまあ凄い。相手の8枚のカードを予測し、使用されたカードを把握し、相手がどうしてくるかを読んでいる。クラロワを知らない人は何を言っていて何が凄いのかも分からないと思うんだけど、このゲームを暇潰し程度だけど約8年やってきた自分には到底できなかった。記憶力、判断力、状況把握力、並列処理能力これらの能力がずば抜けている。おそらく、違う分野のゲームのプロもそのゲームに特化した能力を有しているんだろう。ゲーマーってすげぇ。

寒い冬、古傷が痛む

高3の4月くらいに部活中に足を捻挫した。レントゲンを撮っても骨には異常がないから湿布貼ってたら治る的なことを言われた。しかし、2週間くらい経っても痛みが引かなかったからエコーがある接骨院に行ってみた。剥離骨折だった。普通の骨折よりは軽傷?だと思うんだけど骨折は骨折だ。あの薮医者がいる整形外科にはそれ以降行かないと決めた。接骨院のおじさん曰く、もっと早くに分かっていたら骨がくっついたはずだと。良くわからないかが一生ものらしい。足首周辺の筋肉を鍛え、筋肉で固定することで痛みは緩和すると言われた。今となれば痛みもなく、サポーターなしで運動できるまでになってはいる。そんな古傷が今ちょうど痛む。冬になると寒さで古傷が痛むことがあるらしい。セカンド・オピニオンまじ大事。

冬の下半身事情

別に下ネタではない。冬になると、上半身はダウンだのセータだのいくらでも厚着ができる。しかし、下半身はどうだ?以前は寒い冬は部活で使っていたインナーをズボンの下に履いていたが暖房が効いている空間だとまあ暑い。お尻から汗がでるくらいには。その体験以降、インナーを履くのをやめたのだけど、そうすると寒い。これまた部活で使っていたウィンドブレーカー下半身用みたいなのを履けば解決する。裾の方にチャックがあるから脱ぎ着はしやすい。しかし、脱いだら荷物になる。それもかなり嵩張る。致し方なく、保温機能もろくにないズボンを履いているのだ。

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