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【短文エッセイ】友達

友達の定義は人それぞれだと思う。自分的には、LINEを交換しようと自分から言い出せるくらいの関係を友達だと思っている。
ただ、自分でも「友達」と「知り合い」の差がどのくらいあるのかはわからない。

僕の友達付き合いは変なのかとたまに思う。大学に友達はいる。そして、小学校の時も、中学校の時も、高校の時も、友達はいたし、何人かは親友だと思っていた。ただ、小中高の友達と最近も会っているか、連絡をとっているか、と言われればどちらもNO。最後に会ったのは、今年の成人式。そんなのでも友達なのか。たぶん友達ではあるんだろう。ただ、今は親友ではないのかなとは考える。当時は毎日会って、話して、遊んでいた。ただ、中学校を卒業したら、小中と一緒にいた親友とは疎遠になり。高校時代を共に過ごした親友とも、卒業と共に疎遠になった。今思うと、小中の同僚、高校の同僚という具合に、友達ではなかったのかもしれないとさえ思う。 これが普通なのか、はたまた僕に人望がないだけなのかはわからない。ただ、人付き合いが下手なことは理解している。そして、以前記事にした通りひとりも好きだ。だから、これからもあえて自分から誘うことはないんだろう。

こんなのだから、疎遠になるんだろう。
本当の友達というのがいないことが、成人式にいって分かった。

もう1つ思うところがある。いくら親友といえど、自分を偽っていた気がする。
本当の自分を知られるのが怖かった。
素を出して嫌われるのが怖かった。

気にしすぎの恥ずかしがり屋。
それが自分なんだと思った。

いつか、ありのままの自分を出せるような人に会えたらな。  

と、なかなか寝付けない昨日の僕は考えていた。


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