胸部心拍センサーの異常値をいちばん簡単に解消できた方法
今日は、胸部心拍センサーでときおり表示される異常値をいちばん簡単に是正できた方法についてシェアします。
胸部心拍センサー最高
光学式心拍センサー付GPSウォッチが主流になってきています。
手首の血流を光学式センサーで変換して間接的に心拍数を読み取ります。
英語から日本語に翻訳しているようなものです。
でも、装着位置、バンドの締め方、肌の色、その時の血流の状態等、様々な要因によって、心拍数が変わってきます。
つまり不正確。
手首光学式心拍センサーが不安定な心拍数になる具体的な原因と対処法は下記を参考に。
「POLARの手首での心拍数測定機能について」POLAR
https://support.polar.com/ja/support/the_what_and_how_of_polars_wrist_based_heart_rate_measurement
「光学式心拍計の精度を上げるには」GARMIN
https://support.garmin.com/ja-JP/?faq=xQwjQjzUew4BF1GYcusE59
だから、間接的に測定する光学式心拍センサーよりも、心拍数のパルスを直接測定する胸部心拍センサーの方がより正確な心拍数が得られます。
英語を英語で直接感じようなもの。
ということで、競技志向でなくても、健康のために何らかの持久力的アクティビティ―ウォーキング、ランニング、バイク等―を行うなら、アクティビティ中には、胸部心拍センサーの装着をお勧めします。
私はForeAthlete® 935を使用。アクティビティは、ランニング。
アクティビティを選択すると、自動的に表示が手首心拍センサーから胸部心拍センサーに変更になります。
その時、手首心拍センサーよりも、胸部心拍センサーの方が20近く低い心拍数になるんです。
何度やっても同じ。
これでランニングの時に光学式センサーを使用するのは止め。
胸部式心拍センサー一筋。Garmin、Wahooと使用してきました。
そして今はPolar H10 胸部心拍センサーを使用しています。
胸部心拍センサーの弱点とその解消に試行錯誤
そんな胸部式心拍センサーにも弱点がありました。
ときどき、しかも不意に、異常値が表示されるんです。
例えば、走り出しは普通でも経過時間はバラバラなんですが、急激に心拍数が上昇することが多かった。GarminやWahooでは。
Polar H10では心拍数の急降下が多い。
季節的に一番多いのは冬。
回数はグンと減少しますが、春夏でも同様な現象が起きました。
そこで永遠とも思える試行錯誤。
・マニュアル通りに電極を水で湿らせた
・静電気が起きにくいウェアの重ね着をしてみた
・互換性のある他社製心拍センサーベルトに変更してみた
どれも異常値が表示されることが多かった。
現象の原因やタイミングが特定できず。
これらが毎回ストレスになって、一時期は胸部心拍センサーの使用を止めていました。特に冬は。
この項の最後に、PolarとGarminの胸部心拍センサーの装着法のリンクを載せておきます。ご参考になさってください。
「心拍センサーを装着する」Polar
https://support.polar.com/e_manuals/H10_HR_sensor/Polar_H10_user_manual_Japanese/Content/Wear-the-heart-rate-sensor.htm
「心拍数モニターで不規則なデータが表示される」Garmin
https://support.garmin.com/ja-JP/?faq=E1mkf1IeV07TSGLfS0ba38
胸部心拍センサーの異常値表示をいちばん簡単に解消できた方法
そして胸部心拍センサー異常値解消の天啓が訪れたんです。
それは、胸部心拍センサーベルトの電極に通電ジェルをたっぷり塗布することでした。
EMSや低周波治療器に使う通電ジェル。
これを私だとパチンコ玉の大きさよりもう一回り大きい人差し指の第一関節くらいの横幅の玉くらいのサイズで塗布します。
そうしたら異常値が出なくなりました。
ここでケチってパチンコ玉のサイズで塗布したら、たまに異常値が出ました。
そして、人差し指をなるべく横にして電極に沿わせるように塗布します。
こうすると人差し指に乗せたジェルをほぼ余すことなく塗布できます。
人差し指を縦にして塗ると、人差し指の端っこにジェルが溜まってもったいないので。
ということで今日は、胸部心拍センサーベルトの異常値をいちばん簡単に解消する方法を書きました。
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