COREチームから到着した情熱的なメールを紹介
今回は、COREチームから『アプリのアップデート、コーチングプログラム、そして日本での猛暑を打ち負かす!』という情熱的なタイトルのメールが2021年7月26日に到着したので、紹介します。
・COREとは?
その前に、ご存じない方もいると思うので、COREの簡単な紹介をします。
COREは、非侵襲型深部体温センサー。
ストラップで腕や脇に装着して、スマホアプリやGarmin ConnectoIQアプリ―ウィジェットやデータフィールド―で体温を記録します。
体温が急上昇するとパフォーマンスが落ちます。
気温何度の時に、どの程度の強度や経過時間でパフォーマンスが落ちるのか?
水分補給や体を冷却させた場合はどうなるのあk?
暑熱順化はできているのか?
これらの判断材料の一つとして、COREで体温を記録する意義があります。
個人で導入できる価格帯という所がミソ。
下記WebページでCOREの概要が分かります。
「CORE TECHNOLOGY」
https://corebodytemp.com/pages/core-technology
「HOW TO USE CORE BODY TEMPERATURE MONITORING」
https://corebodytemp.com/pages/how-to-use-core
COREチームは、2つのトレーニング・プログラムを提案しています。
1つめは、トレーニングに適した体温の特定。
「TRAINING GUIDE – GETTING THE BEST OUT OF YOUR HEAT RAMP TEST」
https://corebodytemp.com/blogs/news/training-guide-getting-the-best-out-of-your-heat-ramp-test
2つめは、1で特定した適切な体温ゾーンで行うトレーニング法。
「TRAINING GUIDE - HEAT TRAINING」
https://corebodytemp.com/blogs/news/training-guide-heat-training
COREは、ツール・ド・フランス2021でも使用されました。
BORA - HANSGROHE チームがその様子をInstagramにアップしたリンクを貼っておきます。
インタビュー記事。
「THE NEXT LEVEL - INTERVIEW WITH DAN LORANG, LEAD TRAINER FROM TEAM BORA - HANSGROHE」
https://corebodytemp.com/blogs/news/the-next-level-interview-mit-dan-lorang-trainer-von-team-bore-hansgrohe
イネオス グレナディアーズ・チームの動画。COREセンサー装着から始まっています。
・COREアプリ1.3.3へバージョンアップ
スマホのCOREアプリが1.3.3へバージョンアップ。
主要アップデートは3点。
1. クラウドとアプリ間でアカウントデータを同期するための個人COREアカウントの作成
2. COREクラウドと同期された設定とデバイスのニックネーム
3. アカウント作成すると、デバイスを追加できる。スマホアプリでスキャンされたデバイスの一覧に共有/所有デバイス表示
バグ修正と変更4点。
1. 警報に加える振動
2. アップルウォッチディスプレイ上で正しい単位で表示
3. iOSでファームウェアを更新できない問題を修正
4. iOS上でデバイスのニックネームの適切な表示
2021年7月27日現在、既にAndroidでは バージョン済み。iOSアップデートはまもなくアップデートされます。
・東京オリンピック2020参加アスリートをCOREがサポート
COREがサポートしている東京オリンピック2020選手紹介。
「BEATING THE HEAT IN JAPAN」(日本の熱を打ち負かす)というWebページで、東京オリンピック2020に参加しているサポート選手を紹介。
https://corebodytemp.com/blogs/news/beating-the-heat-in-japan?vgo_ee=fL8bc1dm0fNSVmF90l8zmovy7T5YEJ8ohjC9vauJg30%3D
高温多湿下で行われている東京オリンピック2020。
アスリートやコーチは、COREを使用して暑熱順化を実行し、冷却戦略を練っているそうです。
・COREコーチングプログラム
上記「COREとは?」で紹介したCOREの2つのトレーニング法に加え、深部体温を下げる工夫や、気温とパフォーマンスの関係を把握するための提案へのリンクがありました。
深部体温を下げる戦略。
「STRATEGIC COOLING APPROACHES FOR ATHLETES IN COMPETITION」
https://corebodytemp.com/blogs/news/strategic-cooling-approaches-for-athletes-in-competition
気温とパフォーマンスの関係を把握する。
「AIDAN CHARLES: HEAT ADJUSTED POWER TARGETING & RACE PACING」
https://corebodytemp.com/blogs/news/aidan-charles-heat-adjusted-power-targeting-race-pacing
COREを利用しているコーチの紹介。残念ながら日本にはいませんでした。
「CORE COACHING PAGE」
https://corebodytemp.com/pages/core-coaching-program
・まとめ
今回は、非侵襲型深部体温センサーCOREを開発チームからの情熱的なメール内容を紹介しました。
サイクリングだけでなく、暑い季節に競技が行われるトライアスロンやトレイルランニングでも、体温管理と暑熱対策にCOREを利用できるのではないでしょうか?
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