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20250210

梅の枝にイラガの繭を探していたら、薄紫色の奇妙な芽が出ていた。触れてみるとしっとり柔らかいので咄嗟に、この手触りは梅ではない!と飛び退いた。よく眺めたら頭部と脚のないバッタ?の串刺しで、「モズのはやにえ」なのだった。帰り道、モズの高鳴きが聞こえた。昨日はまるまる太った雄のモズが、ガードレールにとまって静かに尾を振っていた。帰宅してモズのさえずりを調べたら、いろんな小鳥の歌声をミックスして唄うらしい。ものまね上手なことから"百舌"鳥という名前なのだと知った。でも本当にマネをしているだけなのだろうか? 百舌鳥が鳥版のトリリンガル(鳥っぽい!)やマルチリンガルだったら面白いのに。

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桃山鈴子
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