DisGOONie “Sailing” Vol.10 anniversary ship 舞台「MOTHERLAND」感想
こんばんは!
今回はタイトル通り、舞台「MOTHERLAND」を観劇してきたので、その感想を書いていこうと思います。
観劇の理由としては、仮面ライダーエグゼイドにて
「鏡飛彩/仮面ライダーブレイブ」を演じられた主演の瀬戸利樹さん(じわっと推してる)をはじめ、ヒーローを演じられた俳優さんがたくさん出演されていて気になっていたら、友人が観たいと言ってきたので一緒に行くことになりました、という感じです。
オフィシャル先行でチケット購入したので、かなり前方の良席で迫力満点、そして、公演時間が約4時間という大ボリューム、笑えるポイントも感動の涙のシーンも沢山の作品でした。
ストーリーとしては、紀元前の中国、春秋戦国時代を舞台とした、秦国の軍師・昌平君と王(後の始皇帝)の絆物語を中心とした戦争のお話です。
最初のうちは人名や地名での怒涛の漢字ラッシュで頭がおかしくなりそうでしたが、後半ちょっとずつわかってきて、めちゃくちゃ楽しくなりました。世界史弱い方も大丈夫です!何とかなります!(学生時代世界史の成績がゴミだった僕が言うので間違いないでしょう!笑)。でももしこれから見る方いらっしゃるなら、春秋戦国時代のことを少し予習しておくとより楽しめると思います。
後あれですね。漫画作品の「キングダム」と舞台が同じなのでキングダム通ってる方はまた違った楽しみ方ができるのかもしれません。いずれにしても機会を見つけてチェックしておきたいところです。
内容についてはまだ公演期間中で、僕も一度しか観劇できていない(2回目以降観劇の予定も残念ながらなし…)関係であまり詳しく書けませんが(最も、歴史通の方からしたらネタバレもクソもないかもしれませんが)、印象的だったことをちょこちょこ切り取りながらお伝えしていければと思います。
まず全体的なお話としては、やっぱり殺陣がすごい!4時間の半分以上アクションやっていたんじゃないかというくらいです。熱量もハンパなかったですし、特にヒーローだった俳優さんなんかはその当時の姿が重なってきたりして、もう動いてるだけで泣きそうでした。
アドリブなのか台本通りなのかもわからない怒涛のボケラッシュも超絶楽しかったです。そういう意味では内容がわからなくても楽しめる舞台作品でもあると思います。
…といいながらも、2幕にもなってくると段々内容がちゃんと見えてきます。やっぱりこういう難しい内容も説明も特にせずに伝える力にプロの技を感じますね。
「わからなくても楽しませる」、「説明なしでわからせる」、どちらも演劇を作っていく上では必要なことだと思いますが、これがいかに難しいか、そしてそれを実現させる技があることを実感しました。
その内容がもう、とにかく涙をそそりますね。
友情と誇りと、故郷を愛する気持ちと、どれもが共存することができない、苦しく切ない物語でした。始まったときからわかってたことなんですが、戦争のお話なので、主要キャラが死亡して退場するシーンというのがあるわけで、誰かが死ぬたびに泣いてました。
どのシーンもすごく丁寧に作り込まれていて、そのキャラクターらしさと、その人物が持つ夢や気持ちが滲み出ている、非常に感動的なシーンがいくつもあって、そのたびに泣いてるのでもう後半酸欠で頭痛くなってました…。
そして逆に生き残っている人物もちゃんといて、そこに未来が託されているのがこの作品ですごいいいなと思ったところでもあります(僕の勝手なイメージですが、こういうやつって主人公とヒロイン以外全員死ぬみたいなのよくあるじゃないですか)。
全体通して、久々に幸せってなんだろう?ってつくづく考えさせられました。
何かを守るために戦うのか、戦いをなくすために戦うのか、自分の誇りのために戦うのか、ただ楽しむために戦うのか、どれにしても大切な命がどんどん失われていってしまう。でもそこには命よりも大切なこともあると考えると、血を流すことが不幸で生きることが幸せとも限らない、とか…。こういうお話って人間の世の中では永遠のテーマなんでしょうね。
と、イマイチ締まりの悪い文になってしまいましたが、この辺りでそろそろおしまいにしようかと思います。
さすがに4時間ほぼ座りっぱなしだと後半腰やらお尻やらが痛くなってはくるんですが、それも忘れさせるくらいの濃い舞台でした!
素敵な時間をありがとうございました!
P.S.先ほどダッシュボードを覗いてみたら…
舞台ギヴン感想、閲覧数200突破!!!
というかもうすぐで300です!
ここまで伸びるのは僕の記事では初めてです!
本当にありがとうございます^_^
ということで、これからもよろしくお願いします❗️