[社会人の勉強] 勉強のゴール
お疲れ様です。
Peace Walkです!
今回は「社会人の勉強」についてご紹介します。
社会人の勉強とゴール設定
社会人の勉強といって思いつくのは、①ビジネス本を読む、②セミナーに参加する といったことです。
このような勉強をするビジネスマンは、知識やスキルを磨きたいという動機があります。
しかし、社会人の勉強の意味をもう少し掘り下げて考えてみてください。
以前の記事で紹介した「So what?」を使って勉強の意味やゴールを深掘りしてみると次のようになります。
・勉強をする So what? → 実際の仕事(今の仕事)に活かすため
人は学んでもすぐに忘れてしまう生き物です。
これまでの記事で何回もお伝えしたように、学んだことは出来るだけ早くアウトプットしなければスキルとして定着しません!
そのアウトプットの最高の場所があなたの仕事であり、So what?を使って、「今の仕事ではどう当てはまる?」と考えながら勉強するのが効果的です。
社会人の勉強のゴールは「実際の仕事でアウトプットすること」です。
効果的な社会人の勉強の実例
より皆さんに理解していただくために、私が実際に行った勉強とアウトプットをご紹介します。
ただその前に皆さんに認識していただきたいのは、小さな勉強や学びでも十分ということです。
毎日大きな学びを得られるなんてことはないので、日々の小さな学びでも良いものがあれば同じようにアウトプットしてみてください!
それでは例を紹介します。
以前、会社の先輩のお話の中で「現代ビジネスの変化が加速しているという事実と会社や将来を常に考える視点づくり」を学びました。
この学びを忘れないためにいつも目を通すメモ帳に書き留め、読み返した際に今の仕事ではどのように当てはまるかを考えてみました。
私は製紙業に関連した仕事をしているので、まず製紙業界の現状と将来の見通しについて理解し、私の会社が今後どのようなポジションを取って変化に対応していかなければならないか考えました。
そうすることで、今後の製紙業界は情報用紙中心から→家庭紙中心にシフトしていくこと、新たな市場創出(新素材等)へと変化していくことが理解でき、自ずと私の会社が取るべき対応が分かるようになりました。
そして最後にアウトプットをしました。
新入社員研修の最後に、研修で学んだ内容や自分で深めた知識をプレゼンする機会をいただきました。
テーマや内容は自由だったので、「家庭紙業界の現状と将来」というテーマでプレゼンをしました。
将来のビジョンに焦点を当て、自分なりに業界の将来と会社の対応を先輩方に説明しました。
このような実際の仕事でのアウトプットを通して、将来に対する考え方が身についたと思います。
余談(仕事の将来を考えることについて)
経営者や管理職クラスの人が会社の将来を考えるのは当たり前です。
しかし、経営者や管理職の人たちはそう遠くない将来会社を退職する先輩方です。
実際には、将来にその変化に対応しているのは我々のような若手や中堅の社員なのです。
そう考えると目の前の仕事に集中することも大切な役割ですが、会社の将来や業界の将来を見る長い目を持って仕事をすることも重要であると分かると思います。
まとめ
・社会人の勉強のゴールは「実際の仕事でアウトプットすること」
・勉強は小さな勉強や学びでも十分
・余談: 若手社員や一般社員も会社の将来を見据えて仕事をすべき
次回は「先輩に意見すること」についてです。
それでは明日も良い1日を。