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インダクションからやられた!!

10月3日から始まる授業に先立って、平和学部のインダクションが行われました!

まずは自己紹介から

私が所属する Peace, Conflict, and Developmentというコースには約15人ほどの生徒がいて、6割がナイジェリアから来た人、その他はブラジル、パキスタン、コンゴやウクライナなど様々なバックグラウンドを持つ人が集まっています。とてもインターナショナル!
日本人は私を含めて2人。(ちなみに大学学部生、院生含めて全体では10人の日本人留学生がいます!)

今まで勉強してきたことや興味のあることを自己紹介で話すようにと言われ、大学で中国の対サブサハラ・アフリカ投資がどれだけその国々に影響を与えているかを研究していたと緊張しながら私も自己紹介をしました!

みなさん、平和学の中でも興味のある分野が違い、自己紹介を聞くだけでもとても興味深かったです!

学業に関する説明

その後のインダクションでは2時間にもわたり、教授や先生方が授業、成績や卒論についてなどの説明をしてくださいました。

成績は40%以上で合格、65%取れていれば好成績などの説明を聞くたびに、自分果たして大丈夫だろうかと不安に襲われました(笑)

からのディスカッション!?

2時間という長時間の説明が終わったと思ったら、まさかのいきなりディスカッション!(笑)
本日初めましての人たちとまさかディスカッションするとは思わず、これがイギリスの大学院のやり方かー-っと衝撃を受けてました(笑)

お題は「To what extent has China's engagement with developing countries in its "Belt and Road Initiative" Programms been beneficial for the political and economic development of the recipient countries?」
(中国の一帯一路へは、支援を受けている国の政治的・経済的発展にどの程度貢献してきたのか。)

いやいや、私が大学でまさに研究していた内容じゃないかー--い!!(笑)

先生が私を見て「これ研究してたよね?」と言った瞬間は、もうこれは発言しなければならぬと思い、どうにでもなれ精神で自分なりの考えを発言しました。

「データ上で見ると中国の対アフリカの国々へ投資は経済発展に貢献していることから国への貢献度は高い、一方で現地の人々はその発展によって新たに生まれた環境汚染等の社会問題に困っているので国民への貢献度は決して高くない」ことを一個人の意見として伝えました。

ナイジェリアの生徒方は、「発展によってさまざまな方面のストレスを解消したいのに、現地の環境を無視して開発しているから、逆に現地民からは不満が募っている」や「政府だけが利益を得ることを考えている」、そして「一帯一路による負担の方が利益より大きい」など、現地での実体験を含めた意見を述べており、多種多様な考えを知れるので初っ端からすごい貴重な時間だと思うとともに、ディスカッション楽しい!と思いました!(笑)

みんなの意見を聞いて、教授は「主観的に物事を考えるのではなく、客観的に、広い視点から考えてみよう。被援助国と中国、それぞれの構造を理解し双方の視点から様々な学説や仮説と比べ分析することが必要。エッセイを書く時もこういう風に考え方を広げるんだよー」とのフィードバック。

お題で聞かれたことは「どれほど貢献してるか」でしたが、視野を広げて考えてみると、資源の問題や国同士の権力についてなど、考えるべき点が多く、なるほど、こうやって自分の考え方を広げるのかと、さっそく勉強になりました。

インダクションだけでこんなに面白かったら、授業はどんだけ面白いんだろうかとワクワクしました!!

今後、授業で取り扱った問題や論文を読んで思ったことも書いていければいいなと思います!

ここまで読んでくださりありがとうございました!





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