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【52歳から自分らしく生きるために】パワハラ上司のメールのせいで憂鬱な週末を過ごさないために

アラフィフ責任世代の皆さん、今週もお疲れ様でした。

今日は金曜日。私の会社は土日が休みです。
あなたの会社はどうですか?

もしかしたら、週末は仕事、という方もいるかもしれませんね。
お仕事本当にお疲れ様です。

金曜日になると思い出すネガティブ経験

金曜日と言うと、私がパワハラ上司の下で仕事をしていた当時に経験した、こんな事を思い出します。

  • 上司から、金曜日の終業時間間際になって、業務指示のメールが送られてくる。

  • それも、「いつまでに」という期限を書かず、単に「ピースさん、〇〇をお願いします。」という短文。

  • 何を目的とした業務なのかも、どのようなものが欲しいのかも、具体的な要求事項が書いていない。

  • 或る時は、土曜日や日曜日の深夜1時、2時台にそんなメールが届くことも。

あなたの周りには、日常的にこのようなことをする困った上司はいませんか?

私はこんな状態でしたので、週末でも会社からノートパソコンを自宅に持ち帰り、可能な限り迅速に返信出来るように準備をしていました。

また、会社からはスマホも貸与されているため、メールが着信すると、スマホにもメールのアイコンに赤い丸で数字が表示されます。あの数字が増えて行くのを見るのが本当に憂鬱でした・・・。

ただ返信するだけならまだましですが、その上司は、彼自身がぶっきら棒な短文の、まるでなぞかけのようなメールを送っているくせに、私の応答内容に満足できないと、ここからメールでのダメ出しが始まります。

「書いていることのロジックが前に書いていることと矛盾している」、とか、「あなたの回答は、私の質問に対する答えになっていない」とか・・・。

私はそのようなダメ出しメールが瞬時に送り返されるたびに、

「自分の書いた内容のどこが間違っているのだろう?」、
「あの内容のどこが、答えになっていないのか?この人は結局どの部分に対して文句をつけているのか?」、

と、相手の言葉足らずの批判に対し、こちらが推測に推測を重ねて、正解するまで不毛なメールのやり取りを続けなければならないのです。

こんな日々を送る内に、私は次第に、この上司からのメールが着信するたびに、心臓がぎゅっと締め付けられるような緊張感と恐怖を覚えるようになりました。

上司の方は、ある同僚の話によると、ショートスリーパーで、一日の睡眠時間が3時間程度の毎日を送っているとのことでした。

更には、上司の更に上の上司がこれまたワンマンな人物で、夜中にも指示が飛んでくるため、毎晩午前2時まで起きてスタンバイしている。とのこと。

その話を聞くと、その上司に対して多少は同情するものの、あくまでそれは私には関係のないこと。自分が夜中まで起きているからといって、部下に対して深夜にメールを送り付けてくるというのは、あまりにも社員の安全衛生管理に関する意識が無さすぎというものです。

問題の深刻化の末に会社が打ち出した策

当時はまだ、問題の上司のような行為が横行していましたが、その後どんどん退職者が増え続けたことが社内的に大きな問題となったことから、是正されることとなりました。

現在は、

  • 週末には緊急の場合を除いては業務上のメールを送らないこと。

  • 終業時刻を過ぎてからメールを送付する場合は、明示的に、「本日中の返信は不要です。」、「明日の対応で結構です。」などの一文を入れて、既にその日の業務を終了したメール受信側の社員が残業を余儀なくされないように配慮する。

と、社内ルール化されていますが、それでも時々、「社長からの指示があったから・・・」、などと自分を正当化して、夜遅い時間に業務を指示するメールを送っている上司は存在します。

そもそも、中間管理職ではなく、会社の方針を掲げる立場のトップがより高いコンプライアンス意識を持ち、率先垂範することが、組織として当たり前のことを当たり前に出来る会社の風土を醸成する鍵なのではないでしょうか。

会社が対処しないならどうするか?

私の会社のように、ルール化されるのであればまだましかもしれませんが、それが叶わなそうな場合はどうするか?

今の私なら、

「この件についてはいつまでに回答が必要でしょうか?」や、

「ご指示頂いた内容については確認に少々時間を要するため、週明けの対応でよろしいでしょうか?」

「ご指示頂いた内容について、〇〇という理解であっておりますか?」

という文面で、

  • 回答の緊急性有無と期限の確認

  • 自分が指示事項を正しく理解しているかの確認(もし違っていたら、上司が補足説明のメールを返してくることを期待)

をすることで、無用の週末時間外労働を回避します。

以前は、怖くてそれが言えませんでしたが、適応障害による長期欠勤を経験し、自分を守る大切さを学んだ今だから、言うことが出来ます。

私と同じような悩みを抱えているあなたにとって、何かの役に立てていただけたら嬉しいです。







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