【52歳から自分らしく生きるために】自然の中でシンプルな作業に没頭すると、頭の中が空っぽになるという話
アラフィフ責任世代のあなたへ
先日東京では、史上一位タイの早さで桜の開花宣言が出たところですが
今日は春の陽気が一転して冷たい雨ですね。
あなたはどんな週末をお過ごしですか?
私は、2年前に手術をした腰の状態がずっと良くならず
毎日左脚の痛みや違和感を我慢して過ごしていたのですが
流石にこのまま放置するわけには行かないと思う事情があったため
以前手術を受けた総合病院の整形外科に行ってきました。
電話で診察予約が出来るというので
当時手術を担当した先生の予約をしようとしたら
「期間が空いてしまったのでもう一度病院で一般の整形外科を受診してください。」と言われたためです。
ところが、いざ整形外科で別の先生の診察を受けようとしたら、
その先生からは
「〇〇先生の予約を取れば良かったのに。」
と言われました。
こちらからすれば、病院の電話受付の人に念を押したにも関わらず
一度病院に来てくださいと言うから行ったのに!
何それ(怒)という感じでした。
病院の話は憂鬱なので、自分の気持ちが上がる話をしますね。
1年で最もワクワクする季節
昨日、ずっと前から予定していた休暇を取り
私の心の癒しのである、野のへらぶな釣りに行ってきました。
3月下旬は、私が1年で最もワクワクする季節。
というのも、この時期は 野のへらぶなの産卵期( へらぶな釣り師の間では、「乗っ込み」と言います)で、産卵前のへらぶなの群れが浅場に大量に入ってくるため、大型のへらぶなが沢山釣れるチャンスがあるからです。
今年は例年よりも田んぼに水が入る時期が早いようで
川の水位も昨年より2週間早く上がってきました。
毎年この時期釣行する川に行ってみると
例年竿を出すポイントには既に先行の釣り人が入っていました。
時間もゆっくり目だったため、そんなこともあろうかと予想はしていたので
特に驚きもしませんでした。
代わりに、まだ釣り人が入ってない場所を開拓して
自分専用に釣り座を作ることにしました。
自分専用の釣り座を一から作る
昨年私の釣り仲間がこの時期釣りをした場所に行ってみました。
すると、今年はまだ誰もこの場所で釣りをしてはいないらしく
ぼうぼうに茂った草木が枯れて、竿を出せる状況になっていませんでした。
釣りをしない方からすると、「こんな場所入れないでしょ。」
と思うような状況です。
ですが、へらぶな釣りをする人達にとっては
この程度の状態はよくあることです。
むしろ、誰も踏み込んでいない場所を自分専用の釣り場に作り上げることも
楽しみの一つなんです。
私は持参した皮手袋をはめ
水草を刈るための藻刈り鎌の刃の部分を持って草をなぎ倒しながら川めがけて進みます。
枯れた細い草の茎を鎌で切り
竿を振る後方で仕掛けを引っかけてしまいそうな木も、のこぎり状のギザギザの刃を持つ藻刈り鎌で切り倒します。(本当はちゃんとしたのこぎりを持って行くべきなのですが、忘れてしまったのであり合わせの道具を使いました。)
作業時間約30~40分程度。
防寒対策をしていたので、作業が完了したころには汗だくでした。
そして出来上がった釣り場はこんな感じです。
水面の際まで草を刈り、竿を出せるスペースが完成。
まだ釣りは始まっていませんでしたが
無心でひたすら目の前の枯草を刈り
刈り取った草を避けたり平らになるように敷き詰めて
荷物置き場を作ったり
直径8cm程度の固い木の幹をのこぎり鎌で切り倒し。
余計な事を一切考えることなく目の前の単純作業に没頭しました。
この作業は釣りを始めるための下準備に過ぎないのですが、
そんな単純な作業の中にも、
目で草木の茂り具合や茎の切るべき場所を見て
手で握れる量の草木をつかみ、硬さや弾力を感じ
耳で枯れた草木が発する音や木々の葉が発する音を感じ
鼻で草木や土の臭いを感じ
作業が終わった後に、昼食として自分が自宅で握ってきたおむすびを(口で)食べる
という五感をフルに活用することで
日々の仕事や生活の中で蓄積されていく焦り、不安、苛立ちなどが複雑に絡み合ってモヤモヤした気持ちを作業の間に頭の中から追い出すことが出来ました。
その後、本題のへらぶな釣りで
一層心が癒されたことは言うまでもありません。(笑)
もしあなたが、日々の生活の中でいつも頭や心の中に悩みや不安がモヤモヤが蓄積しているのであれば、ちょっと外に出て、自然の中でシンプルな作業に没頭してみませんか?
遠出をするのが難しければ、庭で草むしりをする、バルコニーのプランターに花を植えてみる、外の窓ふきをしてみる・・・
そんな身近なことでも良いと思います。
シンプルな作業をもくもくとやっていると
余計な悩みや考え事をふっと忘れることが出来るかもしれませんよ。