見出し画像

不安を鎮めるには、まず調べろ!

アラフィフ責任世代のあなたへ

こんばんは。

今日私は、仕事が終わった後に
自宅近所にあるクリニックで

インフルエンザの予防接種を
受けてきました。

我が家には大学受験生の
娘がいます。

これから冬に向かって
受験勉強も佳境に入ってくるので

大事な時期に
私がインフルエンザに罹って
娘にうつしてしまわないためです。

あなたはもう受けましたか?


経験のない仕事を任せられた私

最近、現業で上司から
ある新規のプロジェクトの

初期検討をするよう
指示を受けました。

これまでやったことがない内容

それも今まで経験した
プロジェクトの規模の
数十倍のスケールのものでした。

更に、検討のやり方について
一切指示がありませんでした。

つまり、上司は私に
検討のやり方も含めて
一任したのです。

私ははじめ、非常に
不安になりました。

一体何をどうやって
検討を始めたらいいのだろう。

頭の中だけで
それを反芻していると

どんどん思考が
こんがらがってきて

不安がエスカレートしてきます。

ですが私はここで
頭を切り替えました

人間の脳は、せいぜい同時に
3つ程度のことしか処理出来ない

と言われています。

この状況を解消する方法が
「言語化」だ。

ということを、私は読書により
学んでいました。

過去の類似事例を調べる

私は思考停止に陥ることなく

「もしかしたら
過去に同じような検討が
行われているのではないか?」

と考えました。

何故なら、当社にとって
今まで誰もやったことのない
検討であれば

上司もそんなにあっさりと

「これお願いしますね。」

とは部下に依頼しないはずです。

それどころか
いきなり検討させるのではなく

まずは他社がどのような検討を
行っているのか等

現状を把握するために
情報収集を依頼するはずです。

一方今回のケースに似た検討は
確かに過去数年前には

別の社員(既に退職済)が
検討を実施しており

それから発展して
最終的に設備が
完成していることは

私も知っていました。

そうであれば
どこかに過去の検討内容が
保存されているはずです。

その検討内容を確認し
同じような検討をすれば
いいんだな。

そして、具体的に
どのような情報を探せば
検討が始められるかを

ノートに書き出しました。

このように対応策が
分かっただけで

私の不安は途端に半減しました

対処法を知っただけで不安は減少する

人は不安や問題を抱えたとき

どうしたらいいのか
分からないままでいると

不安がどんどん頭の中で
大きくなってしまいます。

精神科医の樺沢紫苑先生によれば
脳科学的には、不安を感じると

脳の「扁桃体」という部分が
興奮状態になるのだそうです。

その扁桃体の興奮を鎮めるには
「言語」が効果的です。

言語情報が側頭葉から
前頭葉に届くと

理性や思考をつかさどる
前頭葉が状況を判断し

不安が和らぐ
仕組みになっています。

このため、不安を感じたときには
安心できる情報をたくさん
取り入れることが大切です。

私の不安が

「過去の検討内容を調べればいい」

という言語情報を入れることで

低減されたのは

まさにこのメカニズムに
よるものだったと気付きました。

つまり、不安になった時は
情報を集めれば良いということ。

それも、詳しい情報で
あればあるほど

具体的に何をどんな順序で
どのように行えばよいか

道筋が完全に分かるため
不安がどんどん小さくなり

自信を持って
初めてのことにも
取り組むことが出来るのですね。

思考停止に陥らず、まずは調べろ!

仕事だけでなく
日々頭の中に湧いてくる
不安についても

「どうしようもない!」

と思考を停止せずに

情報を調べることにより

「今自分ができることは何か?」

が分かれば、あなたの不安も
きっと軽減するのではないでしょうか?

それでは今夜はこの辺で。
おやすみなさい。



いいなと思ったら応援しよう!