
忘れるほどしばらくぶりに革靴を履いて痛い思いをしたことで、革靴が無くなる時代に想いを馳せる
アラフィフ責任世代のあなたへ
こんばんは。
野のへらぶな釣り心整家(しんせいか)の
佐藤泰東(さとう やすはる)です。
今日は新年2日目の業務。
今年初のオフィス出社の日でした。
コロナ禍前の痩せていた頃に購入して
それっきり4年ほど着ていなかったスーツが
ダイエットのお蔭でようやく
着れるまでに痩せてきたので
普段なら黒のパンツにセーター
ダウンジャケット、ビジネス用の
ウォーキングシューズで
出社しているところを
気分を変えてスーツで
会社に行ってみるか。
と思い、スーツに革靴姿で
出社しました。
慣れない革靴を履いて痛みと共に1日を過ごす
自宅を出た時は特に気にならなかったのですが
会社最寄り駅の1つ前の駅から
運動を兼ねて歩いてオフィスに
向かった辺りから
右足の甲の部分に違和感というか
少し痛みを感じ始めました。
暫く革靴を履いていなかったから
足が慣れていないのかな。
そのうち、気にならなくなるだろう。
そんな軽い気持ちで
オフィスに到着しました。
しかし、オフィスでもずっと
革靴を履いたままで仕事をしていると
足がむくんでくるせいか
午後になると、右足の痛みが
次第に大きくなってきました。
このため、靴紐を少し緩めて
足との間に余裕を持たせていたのですが
仕事が終わり、オフィスからの帰り道
歩いていると、右足の甲がジンジンと
痛み、辛くなっていきました。
そもそも何故革靴なんか履いているのか?
結局今日は一日、右足の痛みに
意識が行っていたため
「何故ビジネスパーソンは
革靴を履いているのだろう」
という、根源的な問いが
痛みと共に沸き上がってきました。
革靴って、考えてみると
お世辞にも機能性に優れているとは
言えないんじゃないか?
今時の最新デザインの
スニーカーと比較してみると
高級な革靴ほど
(リーズナブルな価格の
合皮の靴の方がむしろ
機能性を高めていたり
しますよね)
靴底は皮が固く、クッション性はほとんどないため、長時間歩くと膝に悪そう
皮は伸びにくいため、慣れるまで時間が掛かるし痛い
雨が降ると水を通してしまうので、濡れないようにしなければならないし、手入れが大変
そもそも汚れても丸洗いできない
保温性がないので冬はつま先の感覚が無くなるほど寒い
というように、デメリットばかり。
それでも革靴を履く理由は
フォーマルな場では
伝統的にスーツに革靴着用
というのが常識だから。
といったところでしょうか?
でも、今時は
Appleの(故)スティーブ・ジョブズ氏だって
カジュアルなパンツに
タートルネックの黒の長T
ジーパンにスニーカーという
ラフな格好で
大勢の聴衆の前でスピーチをしていたし
メタのマーク・ザッカーバーグ氏だって、
ソフトバンクグループの孫正義氏だって
超大手企業のトップでさえ
スーツなんか着ないのが
普通になってきていますよね?
地球温暖化の影響で、昔よりも極端に暑い
真夏の炎天下で、昔ながらのスーツにネクタイ
革靴姿で演説するなど
今では熱中症の危険もありますし
冬の氷点下の道を、寒さで硬くなった革靴を
履いて歩いていると、足の血行も悪くなり
しもやけになってしまいます。
高級革靴職人の方がこの記事を読んだら
炎上してしまいそうで怖いですが
あくまで私の個人的な意見です。
何卒ご了承ください。
スーツと革靴が博物館に展示される未来は来るのか?
現在54歳の私ですら
スーツ、ネクタイ、革靴なんて
もういらないんじゃないか?
と思っている位ですから
今の10代の人達が50代になる頃には
軽装で会社に行く、フォーマルな場でも
今ほど形式ばったものでなく
もっと自由なファッションでも
周囲から非難を受けないような
時代が来ているのでしょうか。
50年後には、もしかすると
革靴という、今ほど機能性を
重視する必要が無かった時代の生産物が
過去の遺産として歴史博物館に
展示されているかもしれません。
こんな展示内容と共に・・・
「革靴:かつての権威と礼節の象徴」
革靴は19世紀から20世紀にかけて、フォーマルな場での礼儀や威厳を示すために広く着用されました。しかし、21世紀後半には、より快適で環境に優しい靴が普及し、革靴は次第に廃れていきました。今では、当時の社会の習慣を振り返るための文化的遺産として残されています。
改めて強調しますが
これはあくまで私個人の意見であり
スーツや革靴の製造、流通、販売等に
関わっている方々を誹謗中傷する
目的は一切ありません。
私が革靴で痛い思いをしたことが
きっかけとなり出た発想です。
もし、今日の記事を読まれて
不快な思いをされた方が
いらっしゃるようであれば
お詫びいたします。
もしご興味がありましたら
私のWebページ
「野こころ」
を覗いてみてください。
野のへらぶな釣り心整家とは何か
なぜ野のへらぶな釣りが心を整えるのか
をお伝えしています。
インスタグラムでは
野のへらぶな釣りの世界観を
写真で表現しています。