2023.11_断服式ならぬ断「靴」式
本日、断服式を執り行いました。(断服式ってなんぞ?という人は、自問自答ファッションあきやあさみさんのこちらのnoteをご覧ください。)
この度卒業したのは、1年前のnoteでうだうだ言ってた「靴」。
靴が多すぎるな~と気づいたあの日からなんと1年も経ってしまいました。
ボロボロになるまで履き込んだものがほどんどなのですが、結構高額だったのに全然履かなかったものが2足あり、このままでは後悔の残る別れとなりそう…。
断服式には歌を歌ったり手紙を書いたり魔法陣を描いたり(?)…とにかく気持ちを入れ替えるための行動をするのが良いとのこと。
それじゃあ私ができることってなんだ?と考えた結果、そこはコンセプトワードに「写真家」(新コンセプト決定の自問自答ファッション教室レポも後日書きます…!)を入れている私、「キレイに写真に撮ってあげよう!」となりました。
それでは、断服式ならぬ断「靴」式、はじまります。
ごめんなさい。Parabootのチロリアンシューズくん。6.9万円もしたのに。サイズも履きやすさもバッチリだったのですが、私の今のコンセプト「マニッシュ」というより「ボーイ」感が強く、今回卒業となりました。買取額は1万円、買取40%UPで1.4万円となかなか良いお値段で、買取のおねえさんにも「Parabootは人気なのでありがたいです」と言われました。今までどうもありがとう。
ごめんなさい。Jalan Sriwijayaのレースアップシューズくん。3.5万円でとってもカッコいい足元を演出してくれました。しかしながら、ここ1年で私の「足と健康」に対する考え方が変わってしまい、君のスマートで硬すぎるBODYでは私の足とはやっていけなくなってしまいました。買取額は2.5千円、買取40%UPで3.5千円でした。素晴らしい第2の靴生を送ってください。
〜fin.〜
2つとも自問自答ファッションに出会う前に買ったのですが、今あえて敗因を言うなら「圧倒的妄想不足」。「なりたい」が明確になってないから、雑誌で逸品!とかお薦めされてるものをお気軽に買っちゃうんです。
この冬も着たい服をお直しに出しました
11月の断服式は冬に着る服の見直しを行います。この冬も履こうと考えているウールのパンツがあるのですが、裾のデザインにほっこり感を感じるようになってしまったので、お直し専門店 アン・コトンさんにお直しを出しました。
メニューは「スラックスの裾をダブルからシングルに」で、2.3千円でした。
裾がスッキリして、より自分のコンセプトに近づいたように思います。このパンツは本当にあったかくてね~シルクの下履きと合わせれば、冬の寒さもへっちゃらです。お尻の生地がちょっと薄くなってきてるけど…
大事にしたい、服と靴
買取の査定を店内で待ってる間、コーナーによってはお洋服がかわいそうなくらいギッシリと詰め詰めでハンガーにかけられているのを見ました。色あせてペラペラのものばかり。これらの服すべてが新しい持ち主の元へ渡るのでしょうか…?「アパレルの大量廃棄」の問題も、見るたびに心が苦しくなります。今まで私もあまりにもたくさんの服を買って捨ててきました。自問自答ファッションに出会ったこれからは、しっかりと妄想して、試着して、考えて、購入して、服を着て、自信を持って生きていきたい。服や靴を大事に選んで着て次に繋げることが、私の心身の幸福に繋がっているような気がしています。服を選ぶことは人生を選ぶことだなぁと、最近は考えています。
これを書いていて思い出したのですが、私がはじめてMARGARET HOWELLに興味を持ったのは、雑誌のインタビューで有名人が「MARGARET HOWELLのシャツ10年着てる」的なことを言ってたからだったような気がしてきた…。
おまけ、撮影の裏側
ヘッダー写真見ておしゃれなフローリングの部屋に住んでると思った?残念!木目調の壁紙シールを貼っただけのベニヤ板でした!
日当たりの良いベッドの上にベニヤ板を載せ、自然光を有効活用した簡易撮影スタジオとしたのでした。
おしまい。