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【推したい会社】ブラック企業ではないブラックな企業


会社概要

大阪の心斎橋にオフィスを構えるその会社は、一見して何の会社か分からない。

オフィス外観

真っ黒な看板を掲げると共に、自らをブラックな企業と名乗り、オフィス内は黒でコーディネートされている。

オフィス全体像:公式HPより
デザイナールーム:公式HPより
ワークスペース:公式HPより

この真っ黒な会社の名は、『トゥモローゲート株式会社』。
大阪で一番オモシロイ」と言われることを目指す会社である。

この会社の企業理念は以下の通りだ。

【企業ミッション】
世の中にきっかけを。
【企業ビジョン】
世界一変わった会社で、
世界一変わった社員と、
世界一変わった仕事を創る。

こちらも、一見して何のことだかよく分からない。

さて、その事業は企業のブランドを創るブランディング事業だ。
トゥモローゲートでは、企業のブランドを、経営理念を言語化し、ビジョンに立ち向かう会社組織の設計から創り上げることを目指している。
つまり、デザインありきのブランディングではなく、会社の想いを軸としたブランディングである。
実際の、ブランディング事例は以下の通りだ。

株式会社八百鮮

イワシタ商事株式会社/イワシタ物産株式会社

その他の実績

ここまで読んでみて、どことなく胡散臭さや、怪しさを感じる人は少なくないだろう。
それでは、なぜ私がこの怪しげな会社を推すのかを、3つのポイントから解説する。
ネガティブな印象を持った人ほど、是非とも最後まで読んでいただき、その印象をひっくり返してほしいと思う。

推しポイント①:積極的な情報公開

第一の推しポイントは、自社の情報を惜しげもなく公開しているところだ。
胡散臭さを感じさせる一方で、働くすべての人に有用な情報を積極的に発信している。

まず、トゥモローゲートのメンバーはとにかく精鋭揃いである。
多くのメンバーが、各種のコンテストで受賞経験を持っている。

第一回 営業天下一武道会2023 優勝

そうしたメンバーが、そのスキルや部下の育成、人事考課までもをyoutubeにて無料公開している。
どの動画も学びになるものばかりなので、是非とも視聴していただきたい。

また、会社の公式HPでも、社内ブログが頻繁に更新されている。
こちらも、ビジネスに関する情報を幅広く発信している。

さらには、どの会社でも参考にできるような、会社のビジョンマップも堂々と公開している。

ビジョンマップ:公式HPより

このように、本来は秘密にしておくような社内のノウハウやスキルを積極的に公開し、自社以外の発展にも貢献しているのが、第一の推しポイントである。

推しポイント②:理想の会社をカタチにする取り組み

第二の推しポイントは、革新的とも言えるような社内での取り組みの数々である。

最近では、WBC休暇を導入し、各所のニュース番組にも取り上げられている。

WBC休暇のお知らせ
ABEMA newsキャプション

このような取り組みは、一部に批判的な意見も生みやすい。
これに対し、社長の西崎氏は自身のSNSで、「WBCの決勝時間だけ会社を休みにするだけで、社員は喜ぶし、さらに仕事頑張ってくれるし、働きたいと思うひとも増えるし、長期的に見れば投資した以上の利益が生まれる。」
と答えており、単なるパフォーマンスではないことを明示している。

他にも、毎月最終の月曜日は「ブラックマンデー」と題し、出勤時間を15時としている。これは、出社時間を遅くすることで、前日や月曜の朝を有効活用してリフレッシュするための制度だ。
こういった福利厚生が他にも多数存在しており、自分たちの理想をカタチとして表している。

また、社員だけでなく、社員の家族に職場に招待する「おやこ参観日」といったイベントも開催し、家族の親睦を深めるような取り組みも実施している。

こうした取り組みは、企業ビジョンである「世界一変わった会社で、世界一変わった社員と、世界一変わった仕事を創る」から生まれていると思われる。
そして、それがメンバーの働き方やキャリア形成にも大きな好影響を与えている。
これは、SDGs:Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)とも関連しており、公にもその実績は評価されている。

このような実績に対して、社長の西崎氏は「そもそもSDGsを意識して社内制度を作ったことなど一度もなくて、自分たちが目指す理想の会社や在り方を追求していくと、結果的にSDGsに繋がった。」と語っている。

また、「企業としてSDGsのために様々な取り組みをするのはもちろんいいと思う。ただ自分たちのやりたいことが結果的にSDGsに繋がってるってのはさらにオモシロイよ。」とも語っており、理想を目指す楽しさも伝えている。

以上のように、自分たちが理想する会社をカタチにしていく取り組みの数々が、第二の推しポイントである。

推しポイント③:社長のSNSがアツい!

最後の推しポイントは社長である西崎康平氏のSNSである。

公式HPより一部改変

西崎社長は、ブラックな会社同様に、自らをブラックな社長と名乗り、ビジネスに関する積極的なSNS発信を行っている。
そのフォロワー数は10万人を超えており、ビジネス系インフルエンサーとしても知られている。

ここまで読んでいただければ分かるように、トゥモローゲートは会社のビジョンを非常に大切にしている。
西崎社長は起業のきっかけを、「一度きりの人生、ワクワクするようなオモシロイ会社で働きたいと思ったこと」と語り、ビジョンありきで起業したことも明言している。
また、企業のカラーを黒としたことについても、「変わった会社を創るためには、変わった仲間を集めないといけない。様々な色の個性が集まり、その個性がぐちゃぐちゃに混ざりあったものが真っ黒な会社」と語り、個々のメンバーへの想いの強さを感じさせる。

ところで、こういった先進的な会社の社長と聞くと、かなりの超人ビジネスマンをイメージしがちだと思う。
しかし、西崎社長は新卒1年目にうつ状態となり、働けなくなる経験をしている。また、前職の会社を倒産危機に導くような大失敗や、大きな挫折も経験されている。
そうした自身の苦しい経験が、現在の経営に反映されていると思われる。

そうした経験から紡がれるビジネス哲学がSNSにて発信されており、働くすべての人に一見の価値がある。これが、第三の推しポイントである。

まとめ

  1. 積極的な情報公開

  2. 理想の会社をカタチにする取り組み

  3. 社長のSNSがアツい!

以上の3点が、私がトゥモローゲートを推す理由だ。
私はこの会社のメンバーではないが、私自身も実際に働いてみたいと思う会社であったため、推したい会社として取り上げてさせていただいた。

ここまで読んでいただいた人であれば、トゥモローゲートが怪しい会社ではないことが理解いただけたのではないだろうか。
トゥモローゲートは「世界一変わった会社をつくる」というビジョンを、純粋に追求している会社なのだ。
これほどまでに自分たちのビジョンを言語化し、行動し続けている会社は少ないだろう。
先行きが不安な現代だからこそ、自分たちの理想を言語化し、追い求めていく働き方が輝くように思えてならない。

さて、トゥモローゲートは大阪を本社としているが、2022年には東京支社も立ち上がり、その支社長には若きエースの福成浩之氏が就任している。

公式HPより一部改変

彼は自身のSNSで「2025年3月に本社を超える」を宣言しており、その動向には目が離せない。
余談だが、福成支社長は新卒でトゥモローゲートに入社する際、2週間で100人をナンパしてきたそうだ。
もし、この話しが気になるようであれば、福成支社長のプロフィールやSNSもチェックしていただきたい。

最後に、発展を続けるトゥモローゲートでは、大阪本社、東京支社ともにメンバー募集を行っている。
この記事を読んで興味を持たれた方は、選考にもチャレンジしていただきたいと思う。

おまけ

おまけとして、私が西崎社長を知るきっかけとなった動画も載せておく。
西崎社長の鑑識眼に是非とも注目してほしい。

会社情報

法人名:トゥモローゲート株式会社
代表者:西崎 康平
大阪本社:〒542-0086 大阪市中央区西心斎橋1-6-32 アニーズビル2階
東京支社:〒108-0014 東京都港区芝5-13-11 ザイマックス三田ビル8階
事業内容:ブランディング事業

#推したい会社 #ビジネス


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