後編【ずるい考え方】木村尚義〜ゼロから始めるラテラルシンキング入門〜
⬛︎最小の力で最大の効果を出す
・他者の力を借りる
・作業を組み合わせる
・「楽する権利」を手に入れる
●てこの原理で発想する
「最小の力で最大の効果を出す」ときには、「てこの原理」をイメージする
少ない力で重い物体を動かせるような、効果的なポイントを探す必要がある
同じように思考にも「着眼点」が必要
日本人は大きな成果を得るために、それなりの努力が必要だと考えがち
何もせずに大金が入るしくみを考えるより、額に汗して地道に稼ぐ方が美しいと考えてしまう
⬛︎相手の力を利用する
●相手の力を利用する3パターン
①コバンザメ型
②寄生虫型
③ヤドカリ・イソギンチャク型
⬛︎異質なもの同士を組み合わせる
「意外な出会い」を見つけるためには…
成功例から転用していく
例えば、「携帯電話+〇〇」という法則が見つかれば、
・携帯電話+テレビ
・携帯電話+ICレコーダー
組み合わせる材料をできるだけ多くストックしておくことが大事
⬛︎先の先を読む
目先の利益だけを追求しない
最終的に利益が出ればいい
●ゴールから逆発想する
もし〜だったらと考えてみる
⬛︎ムダなものを捨てない
目的があるからムダが生まれる
セレンディピティはムダがあってこそのもの
ラテラルシンキングにとっては必須
古いユダヤの諺に「リンゴはリンゴの採れない土地で売れ」という言葉がある
例えありふれたものでも、場所を変え、売り方を変えれば、新たな価値が生まれる
●大事なのは好奇心を失わないこと
⬛︎マイナスをプラスに変える
諦める前に発想を転換する
例えば、曲がるきゅうりの話
大きく曲がってしまったきゅうりはそのままでは売り物にならない
ただ、きゅうりの本質は「食べること」
なので、見た目はどうあれ、おいしければ良いという人にはなんの問題もなく販売できる
↓
結果どうしたか…
漬物用のきゅうりとして売り出した
●ネガティブな言葉をポジティブな言葉に変えてみる
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