前編【ずるい考え方】木村尚義〜ゼロから始めるラテラルシンキング入門〜
⬛︎ラテラルシンキングとは
・常識にとらわれず、自由な発想を可能にする考え方
・最短ルートで問題を解決する考え方
・お金や時間をかけずに目的を達成してしまう考え方
人を騙したり、欺いたり、不当な手段を実行するための思考法ではない
予想外で、斬新で、画期的で、いち早く問題を解決してしまう考え方
●ロジカルシンキングとの違い
ロジカルシンキング(論理的思考)
目的:筋道立てて論理的に解答を導き出す
思考の方向性:ひとつの考え方を深く掘り下げる(垂直思考)
解答:答えは基本的にひとつ
考え方:常識的・経験的に発想する
ラテラルシンキング
目的:思考の幅を広げる
思考の方向性:考え方の可能性を広げる、物事の要素を集める、本質を考える(水平思考)
解答:たくさん解答がある
考え方:自由奔放に発想する・直感を大切にする
●ラテラルシンキングの特徴
①あらゆる前提から自由になる
②今までにないものが生まれる
③問題が最短ルートで解決される
④お金/時間/手間が節約できる
ロジカルシンキングとラテラルシンキングは
対立する考え方ではなく、相互補完
どちらも使うこと
⬛︎ラテラルシンキングに必要な3つの力
・疑う力
・抽象化する力
・セレンディピティ
●「疑う力」を鍛えるマジックワード
①なぜ?
②本当?
③今はね
④人との対話
疑うこと=悪いことではない
相手を疑うのではなく、提示された前提を疑う
●抽象化する力
抽象化とは、物事の「本質」や「機能」に注目さんふること
・抽象化のステップ
対象の特定→抽象化→具体化
本質を見極める時に、「〇〇するもの」の〇〇になにが入るか考えてみる
例えば…新聞の本質とは?
●セレンディピティ
何かを探している時に、それとは別の価値あるものを偶然見つける力
偶然を偶然として無視しない力
だけれども…
努力自体は大事なことだが、ちょっとした工夫で大きな利益を手にすることは間違ったことではない
目的を達成するために、いかに楽をするか
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