【チーズはどこへ消えた?】スペンサー・ジョンソン
⬛︎あらすじ
登場人物
2匹のネズミ、「スニッフ」「スカリー」
2人の小人、「ヘム」「ホー」
『チーズはどこへ消えた?』は、ある迷路で起こった出来事を巡る物語
迷路の中でチーズを求める2匹と2人
この場面でのチーズは、私たちが人生で求めるモノ
つまり、仕事や家族、恋人、お金などを象徴している
私たちは皆、自分にとってのチーズを心に抱いており、それが手に入れば幸せになれると信じて追い求める
手に入るとそれに執着し、なくしたり奪われたりすると大きなショックを受ける
また、「迷路」はチーズを追い求める場所を表しており、会社や地域社会、もしくは家庭を表す
⬛︎教訓
●自分のチーズが大事であればあるほどそれにしがみつきたがる
その成功体験が大きければ大きいほど、時代の流れと共に支持されないものになっていても、抜け出すことができない
●変わらなければ破滅することになる
●常にチーズの匂いを嗅いでみること、そうすれば古くなったのに気がつく
ターゲットを見て常に小さな変化を見過ごさないこと
●新しい方向に進めば新しいチーズが見つかる
新しいやり方をすることで今まで出会えなかった事象が手に入る
●恐怖を乗り越えれば楽な気持ちになる
●古いチーズに早く見切りをつければ、それだけ早く新しいチーズが見つかる
●チーズがないままでいるより、迷路に出て探した方が安全だ
人が恐れている事態は、実際想像するほど悪くはない
自分の作り上げている恐怖の方が、現実よりずっとひどい
●従来通りの考え方をしていては、新しいチーズは見つからない
●早い時期に小さな変化に気づけば、やがて訪れる大きな変化にうまく対応できる
⬛︎覚えておきたいフロー
・変化は起きる
・変化を予測せよ
・変化を探知せよ
・変化に素早く適応せよ
・変わろう
・変化を楽しもう
・進んで素早く変わり再びそれを楽しもう
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