無限に時間とお金があったら何をする?
時間とお金が無限にあったら、あなたは何をしますか?好きなものをたらふく食べるのも良いし、永遠にアニメを観るのも良いですよね。
しかしこれらは、時間とお金が有限であることが約束されたこの世界での話で、無限にあることが約束された世界では、私はきっと何もしないと思います。
有限なものこそ価値がある
人はなぜお金を稼ぐのでしょうか。お金は稼がない限りは生活費にどんどん消えていきます。つまりお金は有限で、だからこそたくさんつぎ込まれると価値が高くなるのです。
時間はどうでしょう。最近は人生100年時代と言われていますが、これも有限ですよね。さらに人は不老不死ではありません。若いうちにできることをやろうと思うのも若さに期限があるからで、明日死ぬかもしれないというリスクを負っているからこそ今を全力で生きることもできるのです。
でもこれらが無限にあったら。1分や1円に価値などありません。よってこれらを使って何かをすることもきっとないのではないでしょうか。それよりも有限なもの、時間とお金以外ならば例えば物の寿命やペットの寿命など、そういうものにより価値を見出すのだと思います。
このように時間とお金は有限であるからこそ人はそれらに価値を見出すのです。
でも何もやる気が起きない日もありますよね
時間が有限で価値があるのなら、人は常に充実した日々を送るように思われます。しかし、時間が有限であるとわかっていても、何もやる気が起きない日もあります。これはなぜでしょう。
今までの議論から考えると、今という時間が無限に存在するという錯覚に陥っているからではないでしょうか。これは自分の感覚にも当てはまります。
有限であることを自覚する
限られた時間の中でより充実した、生産性のある時間を過ごすには、自分にこう問いかけてみてはいかがでしょうか。
「今死んでも後悔はないか?」
と。私は最近これを実践していて、自分にとって無駄な時間が明らかに減ったように感じるのでとてもおすすめです。
あえて有限にする
有限であるからこそ価値があるということは、他にも使えそうです。例えば、人と会うとき。会う時間を長く設定してしまうと、まだまだ時間あるし、、と思って、なかなか頭をフル回転できないですが、ここであえて会う時間を短く設定すれば、意識せずとも会える時間が有限であることを自覚でき、一瞬一瞬を大切にできるのではないでしょうか。
このように、有限であることを悲観するのではなく、有効活用できると考えていきたいですね。