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データサイエンスニュース(24/01/11) : "2024年のAI進展とその影響”

24年のAI・機械学習周りの予測です

次のような予測が出されていました。

1.より高性能な生成AIが続々と登場
2.マルチモーダルAIが主戦場となる
3.AI活用の焦点は「自動化」から「拡張」へ
4.ディープフェイクの大流行と被害拡大
5.AIに対する法規制が強化される
6.新たなAI向け「オープンソース」の定義誕生
7.量子AI/機械学習が革命を起こす

「これらも大きくは外さないはずです。」とある通り、まあ予測というよりも、予定に近い内容でしょうか。

1, 2, 3辺りは、私の方でも過去に取り上げたChatGPT以外の生成AI含めて、高性能・マルチモーダルは既に23年後半からは始まっているので、それが続いていくという感じでしょうか。

その技術がより高性能になり、多くの人が使えるようになっていくことになるでしょう。

ただし、AIを使う人使わない人で、より差がついていく時だと思っています。
もし、偽情報があるから生成AIは使わないと言っている方がいれば、まずはChatGPTと話してみてと言いたいですね。

逆に、4, 5はそれに対するネガティブな面と規制についてですね。
これらも、グローバルで事件になったり、ルール形成が話題になったりしていますね。

6, 7が今年新たに一般化するかもという領域でしょうか。
特に、量子AIはもう少し先かと思っていましたが、今年に何か動きがあるでしょうか。
この辺りも、継続してウォッチしていきたいですね。


そんなAIの見本市になったCESの様子

テクノロジーの見本市なのですが、今年は「生成AIの先」がキーワードになるくらい、AI一色なのでしょうか。

アメリカの調査会社「ディマンドサージ」が今月、発表したデータによりますと、フォーチュン誌がまとめた売り上げに基づくアメリカの企業ランキング上位500社のうち、すでに92%を超える企業がChatGPTを利用しているということです。

ということで、これを活用するか否かで、今後大きく差がついてきそうです。

なんとか、日本企業でも生成AIを利用して、業務効率化・さらに新しいアイデア創出につなげていってほしいですね。(微力ながら、私もいくつかの企業で、少しだけお手伝いさせていただいています)


「GPT Store」は、AIの民主化を助けるか?

元々、GPTsのストアは言われていましたが、ついに開店したようです。

立ち上げ段階では登録されているGPTはすべて無料だが、第1四半期(1~3月)中には収益化プログラムを開始する計画だ。

ということで、独創的なアイデアをGPTsを介してAIで使えるようにして、稼ぐことにつなげていくというモデルができそうですね。
私も、今年はtoBの業務委託系や教育系のビジネスだけでなく、このようなコンテンツ系のビジネスも経験していきたいところです。

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