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日米暴騰!米CPI(消費者物価指数)の下振れはトレンド転換を意味するか?基本的には押し目チャンス!【11月15日】

結果的にはクロス円のロング、そして株のフルレバロングが正解だったということになる。ただ、あくまでも結果論ではあるし、市場の反応はやや行き過ぎといった感もする。もちろん、異常なペースでの利上げが終わりに近づいた、ということは大きな大きなプラスではあるのだが。

で、この上昇、昇竜拳の背景はタイトルにもあるように、米10月CPI(消費者物価指数)が予想を下回ったことがあります。インフレの鈍化傾向が確認され、米金利(国債利回り)が急低下してドル安、金利低下を好感して株価は大幅高となりました。

つなぎ予算が下院を通過し、米政府機関閉鎖(シャットダウン)が回避されそうというのもプラス材料となりました。

まぁ値動きのみを純粋に見れば、米ドル相場のトレンド転換が意識されているといったところでしょうか。

というわけで、ここからのトレード戦略や展望、今後の見どころなどについて解説していきますので、よろしくお願いします。

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◆米CPIのトレンドそのものに変化はない!市場の反応は行き過ぎか?

米10月CPIはヘッドラインの数字が前月比0.0%・前年比+3.2%(予想+0.1%・3.3%)、コア指数が+0.2%・+4.0%(予想+0.3%・+4.1%)と、いずれも予想を−0.1%下回る結果となりました。

インフレ鈍化は良いことですが、重視されているコアインフレは相変わらずしつこいですし、そもそもエネルギー価格の低下、原油の下落が大きく寄与しているため、インフレのトレンドそのものはあまり変わらないとも言えます。

まぁ原油価格の上昇が強く影響した9月が予想以上に高かったとも言えますが。要するに、インフレそのものはしつこく、原油価格などの外的要因に強く影響を受けながら、一喜一憂する可能性が高いと考えています。

そういった意味では、今日の米10月小売売上高の数字が弱ければ、株価ももう一段高上昇でしょうが、その段階で多少利食いして、次の数字に備えるのが無難といった感じでしょうか。

今日の米小売は注目ですね。最近の軟化した米指標を見る限りでは、おそらく弱めの数字が出そうなので、そのつもりで見ておきましょう。

◆米ドルは調整しやすい地合い!まだ一段安ありそうなので軽く広くのスタンス継続で

ドル円、特にここまで買われ続けてきた米ドルは一旦調整したがっているようにも見えますので、まずは軽く押し目を拾う程度で良いでしょう。

米2年債/5年債/10年債利回り:TradingView

米金利は急低下。すでに債券市場は来年末までに1.0%の利上げを織り込んでいます。明らかに行き過ぎw ただ、米金利がこれだけ低下しても、ドル円は151円を割れた程度。円売りは非常にしつこいと言えます。それでも、今日の米小売が弱いと150.00円の大台節目を一旦試すことになるでしょう。

ドル円(日足)チャート

やっと押し目!目先は151.20円、150.80円といったサポートレベルを割り込んで上値が重たくなっています。150.80円レベルはレジサポラインとして機能しそうで、上値はまずはここを試すことになりそう。

繰り返している通り、150.00円の大台を割れると149円台前半が見えやすいため、次の指値は149.20円で十分かと思います。ノーポジの人は軽く買ってOK!流石に現状で148円レベルを割り込んでいくような値動きとなれば、一旦損切りを検討したいですが。

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ユーロ円(日足)チャート

ユーロ円はドルの買い戻しで急落。結局、ドル安がなければ上値は伸ばしにくい。米小売の弱さを信じるのであれば、今の163円台前半の水準は押し目でしょう。163円割れぐらいまで緩やかに買って、162.40円で損切りか。

欧州委員会もEUの経済成長見通しを引き下げてますし、やはりユーロを買う理由には乏しく、あまり高値掴みはしたくないので、慎重に押し目を待つか、損切り浅めで対応したい。

まぁドル円の押し目を狙って拾っていくのが良いと思います。無理のない程度にゆっくりと握れば、そこまで怖い相場ではありませんからね。今日はスワップ3倍デーで、これだけで食費ぐらいにはなりますから。毎日受け取れるスワップの旅を楽しみましょうということで↓

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