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自己紹介③

パントマイムを習いながら自分の身体と繋がる事、そしてそのツールとしての身体感覚に強い興味を持った理由は、稽古の中である動きや姿勢をしてみたときに自分の中からイメージが出てくることでした。またまた当時の稽古録を引っ張り出してきてみます。

『2012年9月7日

先日マイムのレッスンに行ったときに「膝を抱えてしゃがみこむ」という動きをやりました。

JIDAIさんはそれを「消えてなくなりたい、みたいな気持ちだよ」

と言っていたけれど、やってみたら自分の生命の意思みたいなものを感じました。

身体を丸めて身も心も閉じきって、だけどそれは次に踏み出すエネルギーを蓄えるための姿勢。傷を癒して生まれなおすための姿勢。胎児みたいに。

「消え去りたい」じゃなくて「死んでしまいたい」じゃなくて「生まれなおしたい」なんだ。

ギリギリのところにある生への意思。生き物としての私の意志。

身体は色んなことを教えてくれます。』

こうやって出てきたイメージは、まるで自分の身体や無意識からのメッセージのような、自分専用劇場のような感じがしてとても面白かったのです。こういうのをソマティックというのだということを知ったのはずいぶん経ってからです。

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