yieldモニターセッションご感想11(セラピストの方)
1回目仰臥位
セッションを受けながら感じた印象は、2人で行うシャヴァーサナ(ヨガの屍のポーズ)。
自分の身体の感覚にただただ集中する、そんな時間すら久しぶりだったことに気づく。
目を閉じてただ身体に意識を集中してみると、普段は感じていなかった色々な感覚が見えてくる。
馬渕さんのガイドに従って、その感覚をより深く確認していく。
感覚を言語化するのは案外難しい。
自分の中では常にグラデーションで感覚が移り変わっていく。
浮上したり、沈んだり、緊張したり、緩んだり。
その部位が変わったり、濃淡や強弱が変わったり。
それは物理的な身体の部位であったり、意識だったり、どちらも入り混じっていたりもする。
波のように移り変わっていく感覚をただ味わっていると、突然にふと、体全体が静かになったり、
かと思えば、熱や振動がわっと起こってまた動き出したり。
何度かその波を繰り返していくと、だんだんと体全体が繋がってまとまりを帯びてくるような感覚があって、静けさと騒めきのちょうど真ん中あたりの心地よさ、みたいなところに落ち着いていく。
ベッドから起き上がり、セッション前後での身体の動かし方の感覚を比べてみると、背中側にグッと引っ張られていたような感覚がなくなり、身体が上に伸び上がり、動作の開始が軽やかになっていた。
馬渕さんに指摘されて、左手の重さも軽くなっていることに気づく。
そういえばここ数日、なんとなくの違和感があった箇所だった。
帰り道、背中がとても楽、呼吸が穏やか、頭が軽い、目の周りにあった重さも軽くなったなどの変化を特に感じられた。
また日常生活で、どんな変化を感じられるのかとても楽しみ。
じっくり観察してみます。