本本交換レポート
本本交換をやってみました
本本交換とは、きいすさん主催のメンバーシップ「ファミリーライブラリー」でこの夏始まったメンバーシップ内の企画です。お互いが、譲っても良い本、読まなくなった本を出し合って、読みたい本と交換するというもの。
私自身はさておき、読書や教育や子供のことについて興味関心のある方々が集まるコミュニティの中のやりとり、どんな面白い本が出てくるのかなとワクワクしました。
まずは出品
私は14ひきシリーズを出品しました。絵が素敵なので家に置いておきたい気持ちはありつつも収納しきれなくなり、手放します。
そしてリクエスト
私はかすみさんの出品された学習マンガを1冊リクエスト。読むのは数年先かもしれないけれどこういう漫画は役立ちそうだなと思い、選びました。
クロネコヤマトの宅急便コンパクトの仕組みを利用するため、送料は重さにかかわらず規定の箱に入れば一律とのこと。もう少し入りそうだということでおまけにドラえもんの漫画もサプライズで入れてくださいました!!
我が家にはドラえもんの漫画がたくさんあって、似たようなシリーズも持っていたのですが、これは奇跡的に持っていなかった!ネットでしかお付き合いのなかったかすみさんからの贈り物。お手紙と共に嬉しさ倍増です。ドラえもん地球大探検、毎日のように食卓やお布団で読んでいます。
受け取る側は、送り手の方からの住所入力の依頼を待てば良いくらいで、あまり難しいことはありません。後々書きますが、この仕組みはクロネコヤマトの「スマホで配送」の仕組みを使うため、住所入力はスマホでする必要があります。私はいまだにパソコン派なので他の人よりいろんなところにつまづいたかもしれません。
発送する人に必要なこと
お次は送る側になった時の心構え。出品する時点で発送する人になる可能性はありますから、参加される方は気に留めておくといいかなと思います。
クロネコメンバーズ会員になる必要がある
ゲストでもできるのかもしれませんが、発送する人は登録が必要だったと思います。専用箱を購入する必要がある(70円)
コンビニやクロネコヤマトの直営店で買います。専用箱以外ではこの仕組みは利用できません。スマホ操作に慣れていること
スマホで決済したりサービスにログインしたり、noteやLINEの操作に慣れていたりといったことがベースにないと何かと引っかかる。note・メンバーシップの掲示板もスマホで開けないと面倒でした。パソコンで色々やってしまう私は、どうしてもスマホでやらねばならない場面では、色々トリッキーなことをやりました。送られてきたURLをQRコードに変更してスマホで読ませてアクセス…など笑
気をつけたいうっかりポイント
サイズは入るか!?(送る人は要注意)
あくまで【宅急便コンパクト】の仕組みを利用しているため、規定の箱に入ることが前提になります。箱は2種類から選べるので事無きを得ましたが、我が家は大きめの本だったので、リクエストを受けたにもかかわらず入るかなと一瞬ひやっとしました💦
今時あまりいない?パソコンから操作する人は要注意
匿名配送機能を使って住所を入力するためのリンクをクリックするも、入力画面が出ない…。先に書きましたが、どうやらスマホではなくパソコンでアクセスしたことが原因のようでした。なにせヤマト運輸の【スマホで配送・匿名配送】を使うシステムなので、スマホでやってねという事ですね。普段パソコンを使っているので、一瞬焦りました。
運用面の改善点や心構え
パイロットユーザーとして、良かった以外のことも書きます。
市場に出す・送る・受け取るについて別々に明確にまとめた方が良い
掲示板が閲覧しづらいという、お決まりの課題のせいもあるのですが、市場に出す人はここを見る、送る人はここを見る、受け取る人はここを見るというのが分かれて書かれているといいなと思います。
送り手の作業のうち、自分だけのLINEグループを作らなくてもKeepメモ(自分専用のLINEのメモ機能)で代用可能
送り手には、ITの仕組みを駆使して乗り越える覚悟と優しさが必要
便利なサービスをあれこれ使って成り立っていますが、ログインしたのにまたログインし直しを求められたり、ページ遷移中に迷子になったりと、不慣れなこともあってそれなりに時間と手間はかかってしまいました。手間がかかろうと、ちゃんと贈ってあげようの気持ちが必要で、仲間内でのお楽しみの側面が強いなと感じました。
本が一覧できる仕組みやページがあればいいな
多分誰もがそう思うのではないかなと。やりとりが賑やかになっていくほど掲示板の階層が深くなり探さなければならないのがもどかしいです。一覧できて、誰がやりとりしてるかがパッとわかるといいんだけれど。以前の仕事の影響で、チケット管理システムみたいなもので1冊1チケットで管理できれば便利なのになーと思ってしまいましたが、この規模なら運用でカバーでしょうか。
感想
「譲ってもいいよ」とか「もう一冊入れておくよ」とかそんな心遣いが嬉しい仕組みです。箱が届いた時の嬉しさがあります。
なんだかんだで不慣れなことの連続で、イマドキのITインフラの利用と昔ながらの箱詰め配送作業、間違えないようにマニュアルをよく読むなど、怠け者の私は色々鍛えられました。人の繋がりがさっぱりしたものになり、あらゆるサービスがすごく便利になった昨今においては、逆に新鮮に映る部分もあるのではないかなと思いました。
14ひきシリーズも明日4冊旅立ちます。何度も楽しませてくれて今までありがとう。無事に届きますように。